本格的な暑さがやってきて、トンボの数も次第に多くなってきました。
蝶の美しさも魅力的ですが、トンボにはそのスマートさ、格好良さに惹かれます。
その中でもチョウトンボはちょっと異色の存在ではないでしょうか。
大きな翅でヒラヒラ舞う姿は華麗なのですが、観察していると結構気が強いことが解ります。
気に入った場所があると、自分より体の大きなウチワヤンマなどでさえ、退かそうとしているところもよく見かけます。
でも、光の当たり具合で変化する虹色の翅を見る事は、毎年この季節の楽しみでもありますね。
蕾に留まったチョウトンボです。
光線の具合で色が変わって見えますね。
一応、飛びものです。
場所を盗ろうとしているのか、それともウチワヤンマの上に留まろうとしているのか?
器材 EOS7D + EF70-300mm E4-5.6L
話は変わりますが、どうしても欲しかった『日本のトンボ』 文一総合出版 が届きました。
「日本に生息または記録のあるすべての種を網羅し…」とあり、見分け方など、種の同定にもかなり役立ちそうです。
お値段が5500円+税 と結構高いのですが、今まで見たトンボの図鑑などより、かなり使えそうです。
4月に発売された『日本のチョウ』 誠文堂新光社 (こちらは1800円+税とリーズナブルです)と合わせて、これで一安心です!