小学生の頃、夏休みにはトンボを追いかけ回していたのを思い出しますが、近所にオニヤンマはいなかったので、最高のターゲットはギンヤンマでした。
赤トンボと違って、池の上を優雅に飛び回るギンヤンマを捕らえた時は、本当に嬉しかったことを覚えています。
『採る』と『撮る』漢字こそ違いますが、半世紀たった今でも同じような事をやっているわけですね。(^_^;)ゞ
トンボを撮る時、雄雌の静止状態、飛行、交尾、産卵、それに複眼が撮れてパーフェクトなのですが、トンボによって難しいシーンが変わってきます。
例えば、オニヤンマは木の上で交尾するので、それを見る事さえ難しいですし、ギンヤンマについては殆ど留まってくれないので、静止状態がなかなか撮れません。
ところが今回は、狙いを付けた場所で粘っていたところ、2回程撮影可能な位置で休んでくれました。
でも、すべて池の上だったので、さすがに複眼は無理でした。(-_-;)
ギンヤンマの産卵 ISO400 1/320 F:8 露出補正+0.7
ギンヤンマの写真は、これが一番撮りやすいシーンだと思います。
ギンヤンマの飛翔 ISO800 1/500 F:5.6 露出補正-0.3
留まっている所より、撮影チャンスは遙かに多いと思います。
休憩中のギンヤンマ ISO400 1/400 F:8 露出補正+0.3
待った甲斐がありました。 翅の美しい若い雄ですね。
このギンヤンマだけは、複眼を撮る自信がありません。