MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

二度目の脱皮『オオムラサキ』

2018年07月07日 | 昆虫

今年の梅雨は雨が降らずに水不足か?と思っていたら、とんでもないことになっています。

「もういい加減にしてくれ!」と言う気分ですが、なんとか被害が最小限に収まって欲しいと祈るしかありません。

 

昨日『一太郎』が2度目の脱皮をして3齢幼虫になりました。

『ゴマダラチョウ』や『アカボシゴマダラ』と比べると、『オオムラサキ』は一つの形態の期間がかなり長いようです。

例えば『ゴマダラチョウ』、『アカボシゴマダラ』は“2齢→3齢”が5日間だったのに、『オオムラサキ』は8日間でした。

7月6日 01時00分 脱皮待機に入った1齢幼虫  OLYMPUS E-M1 + LEICA DG ACRO-ELMARIT F2.8 + FL600R

7月6日 14時45分 脱皮直後(脱皮の瞬間は撮り逃がしました。)

いつも似たような写真なので、今回は2枚だけにしておきます。

 

ところで『オオムラサキ』の場合1年1世代のはずですから、幼虫のまま年を越すことになるんですよね。

…となると、この後はますます1形態の期間が長くなっていくのでしょうか?

『ゴマダラチョウ』や『アカボシゴマダラ』ばかり見ていて、なんとなく同じペースで行くような気持ちになっていました。

(要するに、8月には羽化する…と思っていたのです…が、)

ただ、このまま秋まで幼虫でいるにはあまりに期間が長すぎます。

一応、幼虫の年越しを考えて“エノキ”の準備をしたほうがベターだとは思いますが。

以前、『モンシロチョウ』だと思っていたら実際は『ツマキチョウ』で、蛹の状態で10ヶ月羽化を待ったことを思いだしました。

蛹での年越しはそれほど世話は焼けませんが、幼虫の場合は…どうなるでしょう?

羽化、越年、どちらでも良いように観察を続けて行きたいと思います。

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