今年の梅雨は雨が降らずに水不足か?と思っていたら、とんでもないことになっています。
「もういい加減にしてくれ!」と言う気分ですが、なんとか被害が最小限に収まって欲しいと祈るしかありません。
昨日『一太郎』が2度目の脱皮をして3齢幼虫になりました。
『ゴマダラチョウ』や『アカボシゴマダラ』と比べると、『オオムラサキ』は一つの形態の期間がかなり長いようです。
例えば『ゴマダラチョウ』、『アカボシゴマダラ』は“2齢→3齢”が5日間だったのに、『オオムラサキ』は8日間でした。
7月6日 01時00分 脱皮待機に入った1齢幼虫 OLYMPUS E-M1 + LEICA DG ACRO-ELMARIT F2.8 + FL600R
7月6日 14時45分 脱皮直後(脱皮の瞬間は撮り逃がしました。)
いつも似たような写真なので、今回は2枚だけにしておきます。
ところで『オオムラサキ』の場合1年1世代のはずですから、幼虫のまま年を越すことになるんですよね。
…となると、この後はますます1形態の期間が長くなっていくのでしょうか?
『ゴマダラチョウ』や『アカボシゴマダラ』ばかり見ていて、なんとなく同じペースで行くような気持ちになっていました。
(要するに、8月には羽化する…と思っていたのです…が、)
ただ、このまま秋まで幼虫でいるにはあまりに期間が長すぎます。
一応、幼虫の年越しを考えて“エノキ”の準備をしたほうがベターだとは思いますが。
以前、『モンシロチョウ』だと思っていたら実際は『ツマキチョウ』で、蛹の状態で10ヶ月羽化を待ったことを思いだしました。
蛹での年越しはそれほど世話は焼けませんが、幼虫の場合は…どうなるでしょう?
羽化、越年、どちらでも良いように観察を続けて行きたいと思います。