どうも『アカボシゴマダラ』、特に“羽化の撮影”にはツキがありません。
昨年は折角2頭が蛹になっていたのに、羽化の時期と沖縄撮影旅行が重なってしまい、帰宅後に蛹の抜け殻を見るという情けない思いをしました。
今年も卵を5個採集したのですが、孵化したのは2個だけ。
その内1頭は1齢幼虫になって直ぐに原因不明で死亡。
残ったこの1頭だけは…と何とか羽化まで持ってきたのですが…。
昨年のデータと今年の状況から羽化は明後日、早くても明朝と計算していました。
ところが…。
今朝5時、起床後『オオムラサキ』の様子を見た後、『アカボシゴマダラ』の蛹を…。
5時21分 「え゛~っ!!、出ちゃってる~。」
昨晩、羽化の兆候は見られなかったのに、なんで???? (T_T)
この状態だと蛹から出てから1時間弱でしょうか。
30分ほど経って。
5時54分 触角も伸びたので間もなく飛翔OKです。
翅を動かし始めたので、ベランダに置いてテイクオフの準備をさせました。
この前に、折角ですから複眼撮影をさせてもらいました。
ほぼ等倍の撮影縮尺で。 OLYMPUS E-M1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT F2.8 + FL600R ISO200 1/125 F5.6
30分ほどして見に行ったら既に飛び去った後でした。
いや~それにしても悔しいです。
この後は『オオムラサキ』専業になる予定だったのですが『アカボシ』を、もう一回だけ狙います。
早速、狭山丘陵に出かけ、見つけてあった『アカボシゴマダラ』の終齢幼虫を持ち帰って来ました。
次は撮れなくても、『アカボシ』は今年最後の予定です。