MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

『アカボシゴマダラ』の羽化、撮影失敗!

2018年07月10日 | 昆虫

どうも『アカボシゴマダラ』、特に“羽化の撮影”にはツキがありません。

昨年は折角2頭が蛹になっていたのに、羽化の時期と沖縄撮影旅行が重なってしまい、帰宅後に蛹の抜け殻を見るという情けない思いをしました。

今年も卵を5個採集したのですが、孵化したのは2個だけ。

その内1頭は1齢幼虫になって直ぐに原因不明で死亡。

残ったこの1頭だけは…と何とか羽化まで持ってきたのですが…。

昨年のデータと今年の状況から羽化は明後日、早くても明朝と計算していました。

ところが…。

今朝5時、起床後『オオムラサキ』の様子を見た後、『アカボシゴマダラ』の蛹を…。

5時21分 「え゛~っ!!、出ちゃってる~。」

昨晩、羽化の兆候は見られなかったのに、なんで???? (T_T)

この状態だと蛹から出てから1時間弱でしょうか。

30分ほど経って。

5時54分 触角も伸びたので間もなく飛翔OKです。

翅を動かし始めたので、ベランダに置いてテイクオフの準備をさせました。

この前に、折角ですから複眼撮影をさせてもらいました。

ほぼ等倍の撮影縮尺で。 OLYMPUS E-M1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT F2.8 + FL600R    ISO200  1/125  F5.6

30分ほどして見に行ったら既に飛び去った後でした。

 

いや~それにしても悔しいです。

この後は『オオムラサキ』専業になる予定だったのですが『アカボシ』を、もう一回だけ狙います。

早速、狭山丘陵に出かけ、見つけてあった『アカボシゴマダラ』の終齢幼虫を持ち帰って来ました。

次は撮れなくても、『アカボシ』は今年最後の予定です。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする