MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

昨年からの課題が撮れました。(アカボシゴマダラの羽化)

2018年07月20日 | 昆虫

前回予測が外れて撮影できなかった『アカボシゴマダラの羽化』をやっと撮ることが出来ました。

蛹化から六日目の今朝、羽化の時刻は4時頃と予想していたので、3時に起きれば間に合うはずでした。

でも、念のため2時前に起きてカメラの前へ。(これが正解でした。)

まずは2時丁度の状況を1枚。

①昨晩9時頃には殆ど緑色でしたが、5時間経つとかなり黒っぽくなっています。

30分おきに観察用のシャッターを切ってモニターで拡大し、変化の様子を見ながら待機します。

2:30の分を撮った後、おそらく3時過ぎまでは大丈夫だろうとノンビリ構え、時間潰しに新聞のパズルを解いていました。

ふと上目遣いに蛹を見たら、「…んっ?」

「あれっ、蛹が割れてる!」

少々焦りましたがこんなのは毎度のこと、まだ羽化が始まったばかりですから大丈夫。

②若干遅れましたが、これなら何とか。(2枚目の写真です。)

とりあえず2枚シャッターを切って動画にチェンジ。

蛹から出てきてクルッと反転するところを動画で撮って、その後は静止画、動画を交互に撮影していきます。

③翅が引っかからずに上手く抜けました。 

とりあえず後は翅が伸びるのを待つだけ、ここまでくれば、羽化はほぼ成功です。

④羽化開始から約6分、羽化は蛹化などに比べると動きが多く、かなり忙しい撮影です。

⑤1時間近く経って、ほぼ翅が伸びきりました。(羽化、100%完了です!)

でも3時起きだったら間に合いませんでしたよね。(良かった~。)

機材:OLYMPUS E-M1 + LEICA MACRO ELMARIT 45MM F2.8 + FL600R(ディフューザー使用) ISO200  1/125  F8

 

先日撮った同じ仲間の『ゴマダラチョウ』の蛹は、羽化前の変化がもう少し解りやすかったように思います。

まあそれでも昨年から、ツキが無かったりミスったりで撮れなかった『アカボシゴマダラ』の羽化が何とか撮れて一安心。

次は『オオムラサキ』なのですが、こちらは初めての飼育なので、どうなるか予測が出来ません。

とりあえず今日の午前中は体力回復です。

「お休みなさ~い。」

コメント
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