前回予測が外れて撮影できなかった『アカボシゴマダラの羽化』をやっと撮ることが出来ました。
蛹化から六日目の今朝、羽化の時刻は4時頃と予想していたので、3時に起きれば間に合うはずでした。
でも、念のため2時前に起きてカメラの前へ。(これが正解でした。)
まずは2時丁度の状況を1枚。
①昨晩9時頃には殆ど緑色でしたが、5時間経つとかなり黒っぽくなっています。
30分おきに観察用のシャッターを切ってモニターで拡大し、変化の様子を見ながら待機します。
2:30の分を撮った後、おそらく3時過ぎまでは大丈夫だろうとノンビリ構え、時間潰しに新聞のパズルを解いていました。
ふと上目遣いに蛹を見たら、「…んっ?」
「あれっ、蛹が割れてる!」
少々焦りましたがこんなのは毎度のこと、まだ羽化が始まったばかりですから大丈夫。
②若干遅れましたが、これなら何とか。(2枚目の写真です。)
とりあえず2枚シャッターを切って動画にチェンジ。
蛹から出てきてクルッと反転するところを動画で撮って、その後は静止画、動画を交互に撮影していきます。
③翅が引っかからずに上手く抜けました。
とりあえず後は翅が伸びるのを待つだけ、ここまでくれば、羽化はほぼ成功です。
④羽化開始から約6分、羽化は蛹化などに比べると動きが多く、かなり忙しい撮影です。
⑤1時間近く経って、ほぼ翅が伸びきりました。(羽化、100%完了です!)
でも3時起きだったら間に合いませんでしたよね。(良かった~。)
機材:OLYMPUS E-M1 + LEICA MACRO ELMARIT 45MM F2.8 + FL600R(ディフューザー使用) ISO200 1/125 F8
先日撮った同じ仲間の『ゴマダラチョウ』の蛹は、羽化前の変化がもう少し解りやすかったように思います。
まあそれでも昨年から、ツキが無かったりミスったりで撮れなかった『アカボシゴマダラ』の羽化が何とか撮れて一安心。
次は『オオムラサキ』なのですが、こちらは初めての飼育なので、どうなるか予測が出来ません。
とりあえず今日の午前中は体力回復です。
「お休みなさ~い。」