MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

アカボシゴマダラの蛹化

2018年07月04日 | 昆虫

ほぼ予定通り、今朝『アカボシゴマダラ』が蛹になりました。

予定していたカワセミ撮りは中止するしかありません。

昨日の夕方、いつものお休み処になっているエノキの葉裏に移動し、尾部を固定するための糸を念入りに吐いてから逆さまになりました。

① 7月3日 18時55分 この状態で身体の内部が蛹になる準備が整うのを待っています。

ここから蛹化まで約10時間位かかるはずですが、早ければ4時頃に始まる可能性があるので、今朝は3時からスタンバイ。

日本のサッカーは終わりましたが、なかなかゆっくり寝ていられませんね。(^^;)

予想通り4時前から“モゾモゾ動き”が目立つようになり、突然、足が離れてぶら下がったのは4時40分でした。

② 4時40分 静止画では解りませんが、かなりの勢いを付けてぶら下がり、しばらくの間ブランコ状態になります。

この後、皮を脱ぎ捨てる時も大きく身体を揺らせますが、落ちてしまわないか…と心配になります。

固定部分を拡大して見ると…。

かなりガッチリ着いているようです。

もっとも、そうで無ければ自然の中では台風などの可能性もありますし、飛ばされたらそれでお終いでしょうからね。

それに耐えられる強度は持っているはずです。

③ 5時00分 一生懸命、幼虫時代の皮を脱いでいます。

④ 5時03分 もうちょっと、頑張れ!

⑤ 5時12分 皮を脱ぎ飛ばしてスッキリ、ほぼ蛹の出来上がりです。

⑥ 6時00分 これで形は完成、透き通ったエメラルドグリーンが美しい蛹になりました。

⑦  15時20分 時間が経って全体的に白くなりました。 後は羽化を待つだけです。

OLYMPUS E-M1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 + FL600R(ディフューザー使用) ISO200  1/125  F8~10

先月羽化した『ゴマダラチョウ』と蛹の形状は殆ど同じです。(背中部分に突起があることだけがちょっと違います。)

次に控えている『オオムラサキ』と並べて比較してみたら面白いかもしれませんね。

上手く撮影できたら、そんなことも考えてみたいと思います。

 

さあ、いよいよ次は昨年撮り逃がした“羽化”です。

12日の木曜日と予想していますが、果たして…?

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする