MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

オオムラサキの幼虫達(元気なんですけど…。)

2018年09月08日 | 昆虫

久しぶりに飼育中の『オオムラサキ』ネタです。

3頭とも今のところ元気なのですが、成長の状況が予定と全く違うことに少々戸惑っています。

同じ仲間のゴマダラチョウやアカボシゴマダラ等、蝶の飼育は10種類ほど経験していますが、オオムラサキの飼育は今回が初めてです。

そこでネットで飼育記録などを調べ、参考にしてきたのですが…。

3頭とも予定より成長速度が大分早く、特に長男の「一太郎」君は一昨日、4回目の脱皮を終えてしまいました。

北杜市にあるオオムラサキセンターの記録によれば、9月中旬の今頃は2齢か3齢幼虫のはずなんです。

もちろん気候が違うので、2ヶ月程度早いのは頷けますが4回脱皮したと言うことは既に“5齢幼虫”なんですよね。

どの資料を見ても11月頃、4齢幼虫から茶色の越冬幼虫になって年越し。

5齢幼虫になるのは来年の春のはずなんですけどね~。

次男、三男はまだ体長2cm弱の4齢幼虫なので、一応納得できる範囲です。

5日ほど前に撮った『三太郎』君、食事の時以外は殆ど動きません。

 

一昨日、丁度様子を見ている最中に『一太郎』が脱皮を始めました。

前日から動かなくなり、頭の後ろに脱皮の兆候が見え始めたので気にかけていたところ、丁度見ている前で脱皮を始めました。

脱皮する前とは頭の大きさがかなり違います。(やはりコアラ顔ですね。)

今回は頭の抜け殻も綺麗に外れました。

脱皮の時、割れてしまうことも多いんですよね。

 

5齢幼虫になった『一太郎』君、既に体長は40mm近くになっています。

同じ条件で育てているはずなのに、何で1頭だけ成長速度が違うのでしょうね?

それより、5齢幼虫になってしまったこの後は…?

まさか蛹化、羽化まで行くとは思えないのですが、とりあえずは餌を切らさないようにして様子を見るしかありませんね…???

 

コメント (2)
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