MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

やっと『オキクムシ』になりました。

2017年06月20日 | 昆虫

今日は“屋外撮影にはもってこい”のお天気でしたね。

残念ながら今日はジャコウアゲハの蛹化撮影のため出かけられませんでした。

この撮影のため、一昨日はジャコウアゲハと根比べをやってました。(^^;)

気に入った蛹化の場所を求めて歩き回るジャコウの幼虫を、何度も連れ戻しては逃げられ…の繰り返し。

約3時間後、やっと諦めてウマノスズクサの茎にとまってくれたのが19時近くになってから。

一晩経って様子を見たら…。

6月19日 6時40分 前蛹(蛹になる前の状態)です。

前蛹になる前は5cmくらいあった体長が、3cmほどに縮んでいます。

この写真では見にくいですが、首のあたりに“ゆりかご”の糸が見えていますね。(ところでイモムシに首ってあるの?)

ここから蛹化の始まりまで約24時間、つまり今日の朝ということになります。

予定通り5時前に起きて様子を見ると、やはりモゾモゾと小さな動きを繰り返しています。

計算通り!

これで蛹化の写真はイタダキ!です。(^_^)v

後は蛹化までの連続写真なので、まとめて合成してみました。

OLYMPUS E-M1 + LEICA MACRO ELMARIT 45mm F/2.8     ISO200  1/125  F8

12時20分 これで『オキクムシ』の出来上がりです。

何でオキクムシかって?

『オキクムシ』は『お菊虫』と書きます。

実は怪談『番町皿屋敷』(『播州皿屋敷』とも言いますね。)のお菊さんが後ろ手に縛られた姿に似ているから…らしいですよ~。(-_-;)

それにしても、何故こんな名前をつけられちゃったんでしょうね? (^^;)

まあ蝶の場合は、この後、美しく羽化して飛んで行きますのでハッピーエンドということで良しとしましょう。

 

これで蛹化まではジャコウアゲハ、アカボシゴマダラ共に撮ることが出来ました。

ツキがあれば旅行から帰った後に羽化を見られると思うのですが…。(^-^)

 

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