MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

『カワセミ』は不調、でも『アカボシゴマダラ』は順調

2018年07月13日 | カワセミ

今日もダメじゃ無いかな~?と思いながらピラカンサ池へ。

この調子じゃカワセミも出てきてくれないですよね。

結局予想通りになってしまい、カワセミのお持ち帰りショットはゼロ。

なんだか撮れないことに慣れてしまって、悔しさもあまりないという情けない状況になってしまいました。

シャッターを押さないのも寂しいので、珍しく池にいたホシゴイを1枚。

いつもはピラカンサの中にいるのですが、今日は何故か池の中に…。

一応カワセミも来ることは来たのです。

殆ど飛び込まないだけで…。

ピラカンサに来た幼鳥、雌でしょうか?

今年お初の『コムラサキ』が姿を見せました。

上から見ないと雄、雌の区別がつきません。

現在、自宅で飼育中の『オオムラサキ』や『アカボシゴマダラ』と同じ“タテハチョウ科”“コムラサキ亜科”に属します。

この蝶の生態写真も何とか撮りたいのですが、幼虫が見つかりません。

 

本日夕方、追加で狭山丘陵から持ってきた『アカボシゴマダラ』の終齢幼虫が蛹化の体制に入りました。

おそらく明朝、蛹になるはずです。

蛹化は4回目なので。万が一ミスっても問題ないのですが、本命は次の羽化です。

今度こそ!!

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昨日のカワセミ、今日のオオムラサキ

2018年07月12日 | 昆虫

昨日は状況写真にもならない状態でした。

雄カワセミは何回か飛び込んでくれたようです。

一応姿だけは見たのですが、カメラの傾きを直している内に飛び込まれ…。

最近は待機時間が少ないので、こんなもんでしょう…ね。

7時28分 待機場所、対面のヤナギどまりです。 ISO640  1/1250  F/5.6

そろそろ雛が出てくる可能性があるので、それに期待します。

 

自宅にいる幼虫たちの状況です。

先日、羽化を見逃した『アカボシゴマダラ』の代わりに持ってきた終齢幼虫です。

体長47mm、そろそろ蛹化するはずです。

3齢幼虫のオオムラサキ『二太郎君』。

お食事後の昼寝タイムです。

『オオムラサキ』は3頭とも3齢幼虫になりました。

引き続き『オオムラサキ』中心の生活になりそうです。

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『アカボシゴマダラ』の羽化、撮影失敗!

2018年07月10日 | 昆虫

どうも『アカボシゴマダラ』、特に“羽化の撮影”にはツキがありません。

昨年は折角2頭が蛹になっていたのに、羽化の時期と沖縄撮影旅行が重なってしまい、帰宅後に蛹の抜け殻を見るという情けない思いをしました。

今年も卵を5個採集したのですが、孵化したのは2個だけ。

その内1頭は1齢幼虫になって直ぐに原因不明で死亡。

残ったこの1頭だけは…と何とか羽化まで持ってきたのですが…。

昨年のデータと今年の状況から羽化は明後日、早くても明朝と計算していました。

ところが…。

今朝5時、起床後『オオムラサキ』の様子を見た後、『アカボシゴマダラ』の蛹を…。

5時21分 「え゛~っ!!、出ちゃってる~。」

昨晩、羽化の兆候は見られなかったのに、なんで???? (T_T)

この状態だと蛹から出てから1時間弱でしょうか。

30分ほど経って。

5時54分 触角も伸びたので間もなく飛翔OKです。

翅を動かし始めたので、ベランダに置いてテイクオフの準備をさせました。

この前に、折角ですから複眼撮影をさせてもらいました。

ほぼ等倍の撮影縮尺で。 OLYMPUS E-M1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT F2.8 + FL600R    ISO200  1/125  F5.6

30分ほどして見に行ったら既に飛び去った後でした。

 

いや~それにしても悔しいです。

この後は『オオムラサキ』専業になる予定だったのですが『アカボシ』を、もう一回だけ狙います。

早速、狭山丘陵に出かけ、見つけてあった『アカボシゴマダラ』の終齢幼虫を持ち帰って来ました。

次は撮れなくても、『アカボシ』は今年最後の予定です。

 

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二度目の脱皮『オオムラサキ』

2018年07月07日 | 昆虫

今年の梅雨は雨が降らずに水不足か?と思っていたら、とんでもないことになっています。

「もういい加減にしてくれ!」と言う気分ですが、なんとか被害が最小限に収まって欲しいと祈るしかありません。

 

昨日『一太郎』が2度目の脱皮をして3齢幼虫になりました。

『ゴマダラチョウ』や『アカボシゴマダラ』と比べると、『オオムラサキ』は一つの形態の期間がかなり長いようです。

例えば『ゴマダラチョウ』、『アカボシゴマダラ』は“2齢→3齢”が5日間だったのに、『オオムラサキ』は8日間でした。

7月6日 01時00分 脱皮待機に入った1齢幼虫  OLYMPUS E-M1 + LEICA DG ACRO-ELMARIT F2.8 + FL600R

7月6日 14時45分 脱皮直後(脱皮の瞬間は撮り逃がしました。)

いつも似たような写真なので、今回は2枚だけにしておきます。

 

ところで『オオムラサキ』の場合1年1世代のはずですから、幼虫のまま年を越すことになるんですよね。

…となると、この後はますます1形態の期間が長くなっていくのでしょうか?

『ゴマダラチョウ』や『アカボシゴマダラ』ばかり見ていて、なんとなく同じペースで行くような気持ちになっていました。

(要するに、8月には羽化する…と思っていたのです…が、)

ただ、このまま秋まで幼虫でいるにはあまりに期間が長すぎます。

一応、幼虫の年越しを考えて“エノキ”の準備をしたほうがベターだとは思いますが。

以前、『モンシロチョウ』だと思っていたら実際は『ツマキチョウ』で、蛹の状態で10ヶ月羽化を待ったことを思いだしました。

蛹での年越しはそれほど世話は焼けませんが、幼虫の場合は…どうなるでしょう?

羽化、越年、どちらでも良いように観察を続けて行きたいと思います。

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アカボシゴマダラの蛹化

2018年07月04日 | 昆虫

ほぼ予定通り、今朝『アカボシゴマダラ』が蛹になりました。

予定していたカワセミ撮りは中止するしかありません。

昨日の夕方、いつものお休み処になっているエノキの葉裏に移動し、尾部を固定するための糸を念入りに吐いてから逆さまになりました。

① 7月3日 18時55分 この状態で身体の内部が蛹になる準備が整うのを待っています。

ここから蛹化まで約10時間位かかるはずですが、早ければ4時頃に始まる可能性があるので、今朝は3時からスタンバイ。

日本のサッカーは終わりましたが、なかなかゆっくり寝ていられませんね。(^^;)

予想通り4時前から“モゾモゾ動き”が目立つようになり、突然、足が離れてぶら下がったのは4時40分でした。

② 4時40分 静止画では解りませんが、かなりの勢いを付けてぶら下がり、しばらくの間ブランコ状態になります。

この後、皮を脱ぎ捨てる時も大きく身体を揺らせますが、落ちてしまわないか…と心配になります。

固定部分を拡大して見ると…。

かなりガッチリ着いているようです。

もっとも、そうで無ければ自然の中では台風などの可能性もありますし、飛ばされたらそれでお終いでしょうからね。

それに耐えられる強度は持っているはずです。

③ 5時00分 一生懸命、幼虫時代の皮を脱いでいます。

④ 5時03分 もうちょっと、頑張れ!

⑤ 5時12分 皮を脱ぎ飛ばしてスッキリ、ほぼ蛹の出来上がりです。

⑥ 6時00分 これで形は完成、透き通ったエメラルドグリーンが美しい蛹になりました。

⑦  15時20分 時間が経って全体的に白くなりました。 後は羽化を待つだけです。

OLYMPUS E-M1 + LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm F2.8 + FL600R(ディフューザー使用) ISO200  1/125  F8~10

先月羽化した『ゴマダラチョウ』と蛹の形状は殆ど同じです。(背中部分に突起があることだけがちょっと違います。)

次に控えている『オオムラサキ』と並べて比較してみたら面白いかもしれませんね。

上手く撮影できたら、そんなことも考えてみたいと思います。

 

さあ、いよいよ次は昨年撮り逃がした“羽化”です。

12日の木曜日と予想していますが、果たして…?

 

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