観楓会(かんぷうかい)

「かんぷうかい」を変換すると「寒風界」とでました…やっぱりね。

「観楓会」は北海道だの行事らしいですね。花見みたいなものでしょうか。いえ、だからってこの寒いのに外で楓を眺めるわけじゃないですけど。
会社なんかは、一泊で温泉にいったりします。
忘年会前の飲み会ってとこでしょうか。

今日は、ホテルで、お世話になっているデイサービスの経営母体主催の「観楓会」で母が出席。

お迎えが来る少し前に「今日、お食事会に招待されてるよ(実際は参加費1500円ですけど)」と言ってみたら、やはり、不機嫌になってしまいました。

お迎えのＴさんはスーツ姿。結婚式があるので、一緒に出席してくれないかという誘い方。
1度目失敗。
20分くらいおいて二度目。
やはり内容は結婚式だったけど、今度は母の知り合いの結婚式(これ、話していく中で母の方から、○○さん家の××さんのね、と言い出した)ということになり、出席は納得した。
すると、次には「お祝い」を用意しなくては…ですよ…(^^ゞ
ご祝儀袋用意して、名前書いて、お金入れて………ああ、面倒～～～。

あと1時間少しで帰ってくるですよ…早い。
その間に明日のショートの準備をしなくては！！あっ、昼ご飯もたべなくちゃ！

夜中の雄叫び！

夜中一時近くなって、母が奇声を上げた。きっと夢を見たのだと思う。
きっとしっかり目を覚まして、あらぬ妄想のままに何かするに違いない。私の部屋に来て無理矢理起こしにかかるかも？と思いつつ、どんなに声を掛けられても寝たふりするぞーと心に誓う。

母が動き出した音がする……。
私の部屋には来なかった。玄関でガタガタやっている。ドアのカギを開けようとしている音。

マズイ！と飛び起きた。

母は服を着ていた。用事があるという。なぜか手には夏の白い靴を持っている。
「夜中なのでみんな寝ている」といってみる。
「わかってる」といいながら用事があるんだから仕方ないと言う。明日ではダメらしい。何の用事でどこに行くのかは言わない…言えないんだろう。何もないんだから。
止めるのは無理と思ったので、一緒に行くので上着を持ってくるまで待っててといってみる。素直に応じた。
なんせ私はパジャマ姿…外はとてもじゃないけど寒くてこのままでは出て行けない。ジーパンに履き替えてブルゾンを羽織ってカギをもって……すると

「行かないから」と母がいう。けど、安心するのは早い。行かないと言いながらまだ玄関でゴソゴソ……そしてやっばり出て行ったよ。
｛嘘つき～～～｝と心で叫びつつ追いかける。
なぜか私の用事で出て行く話に変わっていたようだ。寒いし用事もないから帰ろうーーーと言う私に母はかなり不機嫌だったけど、本人も多分寒かったんだと思う。さっさと家に戻ってくれた。

これから寝直しデス。