春が近いせい?
母の失禁がとまっているせい?
理由はわからないけど、3月に入ってから、それまでとは気分が変わりました。
1月、2月を振り返って、ちよっと私危なかったのかも…ウツまではいかなかったにとても、それに近い状態にあったのかもと、今と比べて思うわけです。
ウツは心の風邪というくらいだから、誰もが、軽い風邪程度のウツには、ちよっとしたことでかかってて、それと意識しないうちに復活しているんだろう。きっと私も、そんなことがあっても、日々のあれこれに紛らわされ、すぐに立ち直ってきたのだろう。
でも、さずかにこの介護生活というのは、立ち直るきっかけがなかなか難しいらしい。
一月、二月…退院した母の体調の不安定さから、病院通いがあり、失禁が始まり……。
私自身はそれほどキツイと感じてはいなかったのだけど、音もなくヒタヒタと、それは暗い影を落としていったのかしら
今思うと、何をしてもタメイキ
面白くない、やる気がない。家を出る時は○○をかおう!と思っていても、お店の中をウロウロしているうちに、気分がふさいで、立っているのもイヤになり何も買えずに帰ってきたり(こういう時、お店で買い物している人がみんな幸せそうに見える)信じられないようなミスを連発し、若年性じゃないか…
と怖くなってみたり、孤独感が120%だったり……。
ただ、最低限しなくっちゃならないことはしていたし、メールしたり、友達に会ったりもしていたから、完全に凹んでいたわけではないのよね。
だから自分でも、精神的に疲れてるなんてかんがえには至らず、介護生活とはこういうものだ…なんて思ってた。
でも、3月に入って一週間くらい過ぎたころから、気持ちが軽い
と気づいた。
タメイキが出ない。
やる気も戻った。
あれもしよう、これもしようって思いが湧いてきた。
そうだよ、私はずっと、介護生活という制限ある暮らしだけど、仕事していない分、上手に時間を使い短いけど自由な時間を手に出来るんだから、その時間にはやりたいことをしよう!!って思って生きてきたじゃないのよーーーと、ちよっと思い返すことが出来た。
(ちょっと…がつくのは、やっばり、落ちこむ日もあるから…)
落ち込みなんて誰にでも、どんな環境でも大なり小なりあるけれど、私の場合、こんなにはっきりと、「あっ、いままで私ヘンだった」とわかったのは初めての経験でした。
で、問題はなぜに「心が軽いわ~」という状態になれたかなのですが……特別な出来事もなく、誰かに何か言われたということもなく……不明。自己治癒力なんでしょうか??