「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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雪のようにしんしんと…

2007-12-10 | ●介護録(~2015.2月)
介護も続けば「慣れ」るし、「コツ」が分かるようになる。

介護者は「否定」「困惑」から「あきらめ」そして「受容」という道筋を通り受容したあかつきには被介護人との新しい関係が構築されてニコニコ…と、何かに書いてあったのを、介護初心者の私は単純に「なるほど」と思い、受容したら楽になるんだなーと思ったモノ。

でも、現実は、そんな簡単なものではないみたい。

今、完璧に受容しているわけではない。でも、かなりあきらめて、日々のあれこれを受け入れてもいるつもり。
でも………受容してニコニコにはらない。

つまり、慣れたり、コツをつかんで、ある程度受け入れられるようになった頃には、精神的疲労が蓄積され、別な意味で介護がキツクなるようだ、と気づいてしまった。

それは、しんしんと降り積もる雪のように、静かに、ゆっくり、でも確実に心に蓄積されていくようです。

雪はね、春にならないと溶けないでしょ。介護疲労も同じ。
介護の春は、それはつまり介護が終わるということ。そして、終わりは多分、永遠の別れの時……という悲しさがある。
そして、春は3月。3月になれば雪溶けは始まるけど、介護の春はいつかワカラナイ。

せいぜい雪かきガンバルしかない。
雪かきって、主に、生活に支障がないように道をあけること。雪そのものが消えるわけではない。
蓄積疲労も雪かきの要領で、なんとか整理整頓。けして減るわけではないのよね。

重たい雪の除雪は大変。粉雪のようにはいかない。
介護疲労は、重たい雪だ。

V・モーテンセン『ヒストリー・オブ・バイオレンス』

2007-12-10 | ■Music・Book・Movie

ヴィゴ様主演映画なので迷わず見ました。(スカパーです。私のハンドルネームはヴィゴ様から拝借したわけです(*^m^*) ムフッ)
彼の出世作は言わずとしれた「ロード・オブ・ザ・リング(以下LOTR)」のアラゴルン役。
その彼を求めてこの映画を見ちゃイカンです。

LOTR以外の作品での彼は、抑制された演技の、ちょっとひねた人間とか、心に闇を持った役柄が多い。
で、なぜか裸がつきものだったりする(^◇^;)
別になくてもいいんじゃないの…と思う作品でも、脱ぐことが多い。
監督、彼を見ると脱がせたくなるのか?(確かに、セクシー。スタイルいい。)

この作品も脱いでます。なくてもよいと思うけど子供にはみせられないシーンもあります。(これもまたヒストリー・オブ・バイオレンス?)

ヴィゴ・モーテンセンって、表情で演技する、目で演技するって思う。ストイックな役が妙に似合う。

この映画は好き嫌いが分かれそう。苦手な人にはとことん苦手かも。
最初の展開はありがちなシナリオ。
たまたま店にやってきたギャングを退治してヒーローになったことで、彼の過去があきらかに。普通の市民がああも手際よく銃を扱い、ギャング二人を倒せるわけがない…ってコトデス。
しかし、ハリウッド的エンターティメントなら、訳あり人間だけど、過去の仲間から家族をを守るために封印していた銃を手に強いヒーロー復活…だけど、この作品は、そうはならず、ずっーと重くて暗い。
今の生活を守るために過去に立ち向かうけれど、ヒーロー的じゃなく(強いことはは強い)、苦悩する家族は「強いオトーサン」に単純に愛してるなんて言わない…イヤ、言えない……そんな情景がラストまで…。

↓オススメ、ヴィゴ様作品(脱いでない作品が多いワ)

28DAYS コレクターズエディション
S・ブロック主演。アル中更正物語。ヴイゴ様はアル中野球選手役。これ、ストーリーもとてもヨイんですけど、日本未公開らしいですね。もったいない。ヴィゴ様の演技もとても自然でカワイイ(?!)

インディアン・ランナー
これ……重い…くらい…せつない。居場所のない青年の苦悩?って感じ?思いっきり脱いじゃってるんだよね~~~ラストもなんか悲しいよ…

オーシャン・オブ・ファイヤー
主演映画。アクションもたっぷりで馬&ヴィゴはとてもお似合いな組み合わせ。やっぱり、なにやら重い運命を背負った主人公で、アラゴルンにも通じるような役柄でした。砂漠シーンも迫力。しかし、。アラブ系の人々がたくさん出てきて、みんなヒゲはやしてるせいか、映画館で一度見ただけでは区別が出来なかった…アラ、この人、さっき死んだんじゃなかったけ?なんて状態(^^ゞ

クリムゾン・タイド
これはストーリーがおもしろいです。ヴイゴ様の出番は少ないけど、なかなかヨイ役です。潜水艦という密室での下克上。こんな上官の下で仕事したくないよ~。韓国映画「ユリョン」はこれにとっても似ています。

聖なる狂気
ドヨヨーンとした…狂気な映画。ヴィゴ様は口のきけない役なので、セリフ一切ナシ。でも、スゴイんだ、演技。表情で、目で。この映画では脱いでたかな~?忘れちゃった。