「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
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判決・懲役9年

2008-08-06 | ●介護録(~2015.2月)
>青森県弘前市で今年1月、自宅で母を絞殺したとして殺人罪に問われた次女の看護師、北野原陽子被告(59)に対し、青森地裁は25日、懲役9年(求刑・懲役12年)を言い渡した。渡辺英敬裁判長は「母親から殺害依頼があったと主張し、反省がない」と述べた。 判決によると、北野原被告は介護疲れや職場の悩みなどから自暴自棄になり、1月6日午後2時ごろ、寝たきりの母金谷(かなや)ミツエさん(当時82歳)の首をひもで絞めて殺した。北野原被告は当時、老人介護施設の療養部長だった。 弁護側は「金谷さんから殺害の依頼があった。犯行時は心神耗弱だった」と主張し、嘱託殺人罪の適用と刑の減軽を求めたが、渡辺裁判長は「殺害を依頼する理由を母親に聞かなかったのは不自然」などとして退けた。

という判決が出ていたこと今日知りました。
テレビによると裁判官は
……精神的に追いつめられたことには同情するものの……
……計画性かある……とか
……身勝手で自己中心的……と述べてる。

なんですか~~~~~この判決理由

親しい人にメールしたり家族宛の手紙(遺書?)を書いている。だから計画性があるということ?
介護サービスとトラプルがあり(転倒骨折二度)匿名で役所に改善を訴えたことが職場に伝わり仕事を失った。その恨み辛みを母親の殺人という形でぶつけたから身勝手で自己中だという。

計画性ってのはさー……いついつ、どこどこで、どうやって実行するかと計画を立て道具を揃え下見などして…そういうのをさすのではないの?
身勝手な殺人っていうのは、誰でも良かったとか、世間を騒がせたかったとか、仕事がうまくいかないからイライラして関係ない人殺すとか、そういうのじゃないの?

この裁判官………………ナニモノーーーーー

「殺してくれ」ときっとこのお母さんは言ったのだろう。認知症ではなくお体不自由だったようだし。そう言われて、依頼の理由をわざわざ聞き返す必要などなく、この人は経済的にも追いつめられて死ぬしかないとそう思ったのだろう。
家も競売に掛けられるというこどたったし、お母さんを預ける施設もなかったようだ。
「姉の相談したけど他人事だった」とも語っていた。
この時せめてこの身内が、もう少し、彼女の言葉に寄り添っていたら…と思う。たとえ解決に至らなくても、一緒に悩んでくれていたら……。

自分の親なのに。自分の兄弟姉妹が困っているのに知らんぷり出来る神経がワカラナイ。
分からなくて、ムカツク。
 (そこには、外からは見えない家族間のイロイロがあるのか?)

だけど、何より、この判決が…………シヨック。

この裁判官………バカヤローだ