「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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【介護】弱者切り捨て?

2011-05-04 | ●介護録(~2015.2月)
避難している方たちの一時帰宅に際して

ー国は「移動に支援を必要とする者は対象としない」との見解を示しー

ー相馬市は「原発で突発の事態があった場合、バスに速やかに戻れない方には遠慮してもらいたい。乗り合わせている人まで犠牲にはできない」ー

という記事を見ました。

この記事では、お母様がつえ無しで歩行出来ず、娘さんが脳梗塞で左麻痺のことが紹介されていた。
自力避難は出来ずに、自衛隊の救助を待っていたらしい。
家には、お位牌もあるし、通帳や保険証もとってきたいし、ワンちゃんも残して来たそう。

国の見解は、介助が必要な者だけで暮らしている人はいないこと前提?
どこの家にも、屈強な男性や、健康な若者はいる前提?

市の、バスに速やかに乗れないものは遠慮してって理屈に、なぜ遠慮しなきゃならないの?って思った。

バスに乗ってる自立した他の方は犠牲に出来ないという理屈だけど、その時点で介助の必要な方を犠牲にしているんじゃないの?

これでいいんだろうか?
社会的弱者切り捨てじゃないですか?
他人事じゃないから………私。

一世帯一人帰宅って聞いた時、私が帰宅したとしても、その時、母を見てくれる人がいないから、帰宅出来ないよーと、考えた。
今は一世帯二人になったらしいが、母を連れて行ったら仕事にならんデス。

いろんな事情を抱えた人がいるんだよ。

原発が原因で、国の決定で家を離れることになったのに、一人で行けない人は知りませんーなの?
このままなのかしら?
これって憲法違反にはならないんだろうか?

東電の社員さん、介助にはいれば?
暇な議員が介助に入れば?