「介護録」とユルユル日記

介護終了、ブログタイトルかえました。

ご挨拶

2014年12月7日をもって私の介護生活は終了しました。

介護中、このblogに毒吐きし、多くの介護仲間さんに助けられました。
過去記事を読むと穴があったら入りたい気分でもありますし、今とは考え方も違うところもあります
身勝手な独りよがりも多々ありますが、そんなあれこれも、介護中の方たちのデトックスに一役かえたらという思いから「介護録」として残しておくことにしました。

今後はユルユルと日常をつぶやきながら時に介護や認知症に対する思いを書いていこうと思います。

タティング

タティングは↓こちらに 写真をアップしていくことにしました。
お暇が出来たらのぞいてやって下さい。
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在宅介護を休んでいると今後出来るのか不安になる。

2013-07-04 | ●介護録(~2015.2月)

皮膚科の次の受診が三ヶ月後になった。
ずっーーーーーと毎月受診だったから、やれやれです。
(小規模多機能に通っていた時は、そこの看護師さんが通院対応してくれて私は楽させてもらったけど)

この日の受診、介護タクシーを利用。タクシー会社ではない。

受診終了して迎えお願いのテル後30分過ぎても来ない。
受診はいつ終わるかわらないからある程度待つのは仕方ないことだけど
今回テルに出たのがなんとも心許ない対応の男性。
もしかして高校生?と思うような

なにしろ「伝えておきます」としか言わない。

30分たっても来ないと、ちゃんと伝わったのか不安になる。

再びテル。
「いつごろになりますか?」と聞くと
「わかりかねます」
まあ、その通りなんだろうけど、ソレで終わりかい?
「迎えをお願いしたことは伝わっているんですよね?」と確認すると
「伝わっていると思います」ときたもんだ。
「思います?」思わず聞き返したら
「伝わってます」と言い直した
らちがあかないのでテルを切った。

それから数分して迎えは来た。

「電話に出たのは社長の息子さんですか?」と聞いてみた
どう考えても、人手がないのでたまたま電話当番したとしか思えないんだもの。
「はい。仕事はじめたばかりで……」
「あっ、働いているんですか」
「……働いているというかなんというか…………」
なんか訳あり?
でも納得。

こういうことがあると、次回は別なところにお願いしようか…と……。
迎えが遅くなるにしても、それをきちんと知らせてくれるところでなきゃね。

老健の母は、相変わらず
言葉はほぼないし、ホントに進行してしまったんだな…と辛くなる。
誤嚥性肺炎をおこさなかったら…と、ついつい考えてしまう。

いつも口の周りに食事の時の汚れ?が乾いた状態でついている。
鼻水が出てももしかしてそのままだったのでは?という感じで鼻周りも汚れていたり
目やにもそのまま……
そんなことが気になってしまう。

在宅していたとき自分はそんなに完璧に介護していたのか?と問われたら
してません…と答える。
だけど
気になってしまう。

それは私がやればいいことか。

そして

ケアから遠ざかるにつれて、以前のように在宅出来るんだろうかという不安も。
体力、気力、出来のかな、私?……って。

さらに

会わない時間の蓄積…
それはつまり、母の現実から目をそらす時間の蓄積
見ない(みなくてよい)、手を出さない(ださなくてよい)
そうしているうちに、見ずにすむなら、手を出さなくてすむなら、気持ちが楽であるこを知ってしまう。
それはただ目をそらしているだけなんだけど

在宅していれば、こうしてネットしているときも
たとえば居間の椅子に座っている母の状態を気に掛ける
でも、老健にいる今は、何かあれば電話が来るんだから
ソレがない限り、私は介護の現実から逃れて生活出来る。

多分、メイン介護者ではない人は、そうやって目を背けられる環境にいる間に
現実と向き合う覚悟をなくしていくんだろう………と思えてきた。
見ずにすむなら見ない
何かあればそのときはさすがにメイン介護者が連絡しくてるはずだから
…って。

ただ、

もしもそんな感情で介護から背を向けるにしても、せめて
メイン介護者には自分から連絡をとって様子を聴くくらいのことは出来るよね…
とは思う。

私自身は一人っ子だから、その手の問題はナイのだけど。