*「魁!!女塾」*

THE GOOD LOVIN’sというバンドでギターを弾いています
京都市在住

詩人M

2024年08月28日 | blog

今日、伯母が
京都から関東に引っ越して行った。
さびしいなー


先日会った時に
本が好きだと言っていたら

今日、仕事から帰ると
うちの玄関に
引っ越してゆく伯母からの本が4冊置いてあった。

ぜんぶ相田みつをさんの本だった


「よろしかったら読んでね
元気でね」


自分ではなかなか選ばないタイプの本。
伯母がくれたのも
なにかの好機かもね♪
相田みつをさんの本
はじめて読んでみます


たくさんの中で
この詩が印象に残る




熱い涙をこぼして
声のかぎりに 泣く

涙なんか 一滴もみせず
無声慟哭する

共に大事な 仏のはからい
狂わずに生きるための


 みつを





「涙なんか一滴もみせず、無声慟哭する」
というところが、なんとも。

重厚な詩

ほんとうに悲しい時、つらい時はたぶん涙は出ない。
無声慟哭は、最大の叫びかも。
そしてなにか覚悟めいたものも感じます。

狂わずに生きるために、というのが
ことさら切実でグッときます。

(そういえば、先日
自分のバンドのライブ後
観てくれはった人に
「ある意味すでに狂っていますね」という感想をもらったなことがあったな)



パラパラ読んでいくと

伯母がフセンを貼っていた箇所がある



 

なんにも欲しがらぬ時が
一番強い


 みつを


 

ああわたし煩悩いっぱい
ぜんぶ捨てることはなかなかできないけど
それを忘れた時、いわゆる「ゾーンに入る」のかも。

仕事や、ライブの演奏や
わたしがいろんなことで失敗する時
たぶん、ギラギラしすぎてる時なんじゃないかな〜


そして、みつをさんは
こんなキュートな詩も。






自己顕示

『この花はおれが
咲かせたんだ』

土の中の肥料は
そんな自己顕示をしない
おれのような

  みつを












 

 

 


「大嫌いでした」

2024年08月21日 | blog

先日、ある方の一周忌がありまして。

法要のあとの会食にて
「故人との思い出を順に語っていこう」という流れになりました。

わたしの順番が来た時、
最も感謝しているエピソードを話しました。


他の方も、
故人の優しかったところ
面倒見のよかったところ
努力家だったところ
などを話され、会は和やかに続いてゆきました。


しかし突如、流れが変わりました。


70代の男性の番になった時

「私には、○○さんとの良い思い出など、なにひとつございません。
むしろ嫌な思い出ばかりしかございません。
ほんとうに大嫌いでした」

と言ったきり、とても厳しい表情で黙り込まれたのです。


予想外の展開に
一同静まり返りました。



でも、なんか
そういうのも、いいかもなぁと思った。

それがすごく普通なんじゃないかなぁと思ったの。

どんなにいい人でも
全員から好かれる人なんて、たぶんいないもんね。



少し前、阿川佐和子の小説
「悪女について」を読んだところなのだけど

主人公の富小路公子は冒頭ですでに亡くなっていて
スキャンダラスに亡くなった富小路公子を取材をするために
ライターがいろんな人に取材をしていく
という手法なんだけど、

公子のことを「とんでもない悪女だ、いまも恨んでいる」
という人も続出すれば
「あんな心の綺麗な聖女はいない」という人もまた続出してた。



法要の場では、遺族の前で良い思い出を話すのが
まぁ普通の流れなんだろうけれども
だからKYといえばKYなんだろうけれども
そういうのも、ある意味アリなんじゃないかとも思った。

不謹慎かもだけど
やけにすがすがしかった。

いいやん、嫌われても。
嫌われたらダメ、なんてことはないよね。


誰でも、誰かに嫌われてるよね。
わたしもきっと誰かに嫌われてる。

そして誰かに好かれてる。


お葬式や法事で
「大嫌いでした」と言うパターン、あまり聞いたことないけども、
もしかしたら、大好きだった時期がかつてあったのかも。
なんて考えたり。









メンバー紹介

2024年08月17日 | blog


バンドでギターを弾いているのだけど
ライブでメンバー紹介の時、
ボーカルが、キャッチフレーズみたいなものとともに名前を呼んでくれることが多い。


その打ち合わせなどはなくて
本番MCで初めて聞くキャッチフレーズ。
「ああ、メンバーからそんなふうに見えてるのかー」と、おもしろい。


先月のライブでは
「バンドの中でいちばんロック小僧なヤーツ、ギター・メグ」
と、紹介されてた。


その前のバンドでは
「色が白い、エロい、そして一本筋が通ってる、メグちゃん!」
と紹介されてた。

メンバーは意外なところを見ています。笑



そして、今日買い物に行ったら
↑上記の「前のバンドのボーカル」がお店にいた。
久しぶりに会った。

わたしの息子も一緒だったんだけど
息子も「一本筋の通った感じやな」と彼女に言われる。

一本筋が通ってる親子?笑


人から見える自分って、自分ではとても意外なものですね。
どんなとこを見て、一本筋が通ってると感じたんだろう
そして、何をみてエロいと思ったのだろう笑笑




















送り火

2024年08月16日 | blog

 

 


今年亡くなってもう会えない人のことをよく考える
 
2月の寒い夜、
青春みたいに、シャッターの閉まった商店街を全速力で駅まで走って、みんなで笑い合った。
それが、最後の思い出になってしまった。

 
またこれからも普通に会えると思ってたのに
今でも、頭では理解しているけれど、やはりまだ信じられない。


自分が子供の頃、若い頃は
送り火は単なる夏の行事の一つに過ぎなかった。


でも大人になって
大切な人があちらの世界へ行った時
送り火の意味が、はじめて胸に迫った。


写真は西大路通からみた今日の左大文字。





 
 
 
 
 

暇人現る

2024年08月15日 | blog

息子が事故って顔を骨折し
3週間ほど入院していました。

中3だけどスマホは持っていないので
まったくネット環境のない入院生活です。
現代の若者にとっては、
経験したことのない非デジタル生活でありましょう。

ヒマだ、、、とぶつぶつ言っていました


すると、入院10日目あたりから
小説めいたものを書き始めた!

小さい頃から読書(活字)が大嫌いで
ほぼ本を読まないまま大きくなったのに、なにゆえ電撃執筆?!


ヒマすぎておかしくなったのかと思っていると
ヒマすぎて本を読むしかなく、
ある作家にハマり
俺も書いてみたいと思ったと。

退院してからも
謎の長編を書き散らしています。

アナログ・ヒマヒマ・マジック!



わたしも小学生の頃に
似たようなことがあった


日曜日がほんとうにヒマだった、、


ファミコンもまだなかったし
テレビもつまんないし
親が忙しく1年中どこへもお出かけしないし
母の本棚にある本を、仕方なく読むことにしました


ヒマだから、片っ端からぜんぶ読む!
あしながおじさん
アンネの日記
窓際のトットちゃん
佐川君からの手紙
人間の証明
氷点
などなど、、


さらに暇すぎて「家庭の医学」もスミからスミまで読んだ、、
読むものがなくなって、仕方なく国語辞典・漢和辞典まで読んだ、、
どれだけヒマなのよね?


そのせいで、10代の頃
たまたま受験したある資格に
ノー勉強でまさかの合格してしまいました
ヒマすぎただけなのに
そんなことがあるなんてちょっと笑ろてしまいました

非リア充ヒマ人の
謎のインドアパワー!






今月のライブ

2024年08月05日 | blog
 
 
 
 
ギター を弾いているバンド
THE GOOD LOVIN’s 
 
8月17日 土曜の夜
西院ウーララさんに出演させてもらいます
 
わたしたちの曲に
「THE GOOD LOVIN’sのテーマ」というブギー調の曲があります
 
🌸
 
君がくれた 情熱の花を
カラダいっぱい吸い込んで
 
君がくれた 小さな花を
彩っていく I Love You  
 
🌸
 
ボーカルのonoさんが書いた歌詞ですが、
わたしの中にも、これまでいろんな人からもらった情熱が、花になって咲いているような気がします😊
 
8月17日土曜日
よかったらのぞいてください♡
 
 

バックステージ

2024年07月24日 | blog

「友人」と呼ぶほど親しくはない間柄の「知人」。

たとえば
会社の取引先の社員さんや
地域の人々や
ママ友、遠い親戚など。


何年も顔見知りで
いろんな場面で遭遇はするものの
いつもごあいさつ程度で
個人的な話をする機会が、長い間たまたまなかった人たち。


そんな方たちと、
とてもひさしぶりに、個人的な話をする機会が、ふとしたタイミングで急に訪れます。

ここ1〜2年
そんな機会がいくつもありました。



すると、以前と状況がとても変わっておられて
驚くことがあります。


ご主人が、若くして急逝されていたり。

娘さんが、後天的に障害を背負われていたり。

経営する会社が、多額の負債をかかえておられたり。

エリートだった人が、リストラをされていたり。

バンドでライブハウスでバリバリ活躍している人が、病を抱えていたり。

おしどり夫婦だと思っていたら、実は離婚をしていたり。

幸せそうに見える夫婦が、ヘビーな苦労を乗り越えていたり。

ご身内が、覚醒剤で逮捕されたり(しかも芸能人だった)

旦那さんが、自死されたり。

教室ではしゃぐ15才が、実は先月お父さんを突然死で亡くしていたり。



しかし、その方たちはみんな
一見、以前とかわらず生活しているように見えます。

会った時は、ほがらかで
SNSには明るい日常を投稿しておられたりします。


SNSやブログで切り取られた明るい日常は
べつに無理をしているわけではなく、それも、まぎれもないリアルな姿です。


しかし、その陰に
誰しもバックステージがあるのだなと
当たり前だけど、たびたび改めて思います。

ほんとうに外からはわからないものです。


でもその方々が、
なにも、とくべつ不運だったわけでも
とくべつ不幸なわけでもなく、
ほとんど世の全員に、そういうことが普通にあるのでしょう。


わたしにもまた、ひとつやふたつあります。
これを読んでいるあなたにも、あるのだと思います。


いろんな時期があって、浮いたり沈んだり。
でもしんどい時期にも、明るい瞬間はあって
他人のそういう明るい瞬間がとても美しく見えます。
とても、とても、美しく見えます。










夏休みの宿題

2024年07月23日 | blog

中3の息子の夏休みが始まりました。
受験生だから毎日塾で、ほとんど休みがなく、
学校の宿題もけっこう多く、中学生って忙しいのね。
わたしたちも昔、そうだったんだろうね。


子供の宿題を手伝う親も多いそうだけど
わたしは手伝わない派です。
自立がモットー。



わたしの母も、わたしの勉強面にはなにも口出ししてこない母でした。
宿題を手伝うなんて、ありえない母でした。
でも母が突発的に宿題を手伝ってきたことが、二度だけありました。


中学生の夏休み、水彩で自画像を描く宿題がありました。
父と母が出かけていた日の夜、鏡を見て、ひとりでリビングで自画像を描きました。
わたしは、現在でも人に笑われるくらい絵が下手くそです。
平面的でビミョーな仕上がりだったけど、まぁこんなもんかと、仕上げて寝ました。


朝、起きて一階に降りると
なんということでしょう!

わたしの仕上げた、どうにもこうにも平べったい自画像に
おそろしいほどの立体感が出ています。
画用紙から飛び出してくるような臨場感で、とても中学生の絵だと思えません。


母が「ごめーん、あんまりヘタやったから
ついつい上から塗りたくなってしもた
勝手なことしてかんにんえ〜」
などと言って笑っていました。


その年の夏休み明け、
優秀な作品に選ばれてしまいました。
わたしは、絶対自分で描いてないのバレバレやん、と思いましたが
美術の成績が5になりました。



また、高校の家庭科の宿題で
型紙を買ってきて、ワンピースを作るという宿題がありました。
バブリーな時代の名残で、ボディコンのワンピースでした。

またもや、たまたま母が出かけている日でした。


ワンピースを途中まで縫って寝ると
朝起きたら、ボディコンワンピが完成していました。


母が「ごめーん、久しぶりにやりたくなってつい手を出したら
本気になってうっかりぜんぶ完成してしまったわ、
あかんとは思ったけど酔ってたし。
楽しかったわ、かんにんえ〜」と言いました。


母はブティックのデザイナーだったので
プロレベルの仕上がりです

既製品のような宿題を提出することとなり
あやしさ極まりありません。
しかしまたもや家庭科の成績が5になりました。

 

母が宿題を手伝ってくれたのは
その二度だけです。

しかも、娘に協力しよう!という親心ではなく
下手さにイラッとし、思わずプロの本気を出して楽しんでしまった、みたいな。
なにそれ、オトナゲなーい、笑ってしまいます。


わたしはそんな母がキライじゃないです。
あんたのために、とか
娘の成績を上げようと画策したりではなく、
手伝ってあげようか?とか言わない、勝手に楽しんでしまう自由人な母が好きです。



今日、息子が作文の宿題をやりかけたまま、塾に行ってしまいました。
テーブルに広げたままの原稿をチラっと見ると
あーー、ここ、こういうふうに書き換えたらおもしろいのにな
なんて思い、母のことを思い出しました。

息子、イラっとするかな
それとも笑ってくれるかな
と思い、
自分のPCのWordで続きを勝手に創作しました。
悪ノリして、へんなものを自由に書き散らしました。

まぁたぶん、息子に採用はされないだろうけれど
書いているあいだ、中学生に戻ったような気分でとてもたのしかったです。

母の気持ちがちょっとわかったような気がしました。



息子が帰ってきて、その件でいろいろ爆笑しました。
作風が違いすぎやろ、とか言って。


その、ふたりで爆笑している時
ふと冷静になる自分もいました。

こんなふうに宿題のことで爆笑してるなんて平和だな
こんな夏はあと数回しかないんだなと思いました。

わたしたちは、旅行も行かないし
ディズニーランドとかUSJとか
そういうところに行くのも好きじゃないし
家で楽器弾いたりとか
毎年、ビッグなレジャーゼロの地味な夏休みを過ごしています。

だから、いかにもな大きな夏の思い出がほとんどありません。

でもきっと
自分の命が終わるとき
走馬灯のなかに
今日の、宿題のことで爆笑したなにげない夏の夜がきっと映るんじゃないかと、ちょっと思いました。







これが噂の

2024年07月22日 | blog


少し前から、なにかとマウントを取ってくる、マウント人が1名現れました。

マウント取る人が周りに全然いないので、しばらく気づかなくて。
バンドのことで何かとマウントを取ってくる回数が増え
そのうち、ああこれが噂のマウントなのかぁ、と。


とりあえず
「そうなんだねー」みたいに返しておいた。



マウント人の目的は何なのかな

八つ当たり?

嫉妬?


なにか悔しいのかな

褒めて欲しいのかな

わたしのこと好きなのかな?


違うか。笑笑






わたしより優れていて、なにかうれしいことがあるのかな


それだったら全然、何を競ってるのかわからへんけど
全然わたしの負けでもいいのに。
そんな張り合ったりしないもん


わたしの周りのすごい人は
すごく腰が低い人が多いから
そういうマウントとかする感覚がよくわからないんよ。

勝負は他人じゃなくて自分といたしましょう♡



今度また言ってきたら
「そうなんやねー、へぇー」と流そう。


怒るか試されてるのかな?

怒ったら罠にかかったみたいでいややよね。



なにかいいキラーワードないかな


「わたしのこと気になるの?
もしかして好きなの?」

とか言ったら、キモがられて逆に退散するかな?笑



そうだ!
友達に教えてもらったのだけど

長谷川大佑さんという芸人さんがいはって
「おはせさん」というキャラの、
京都人の性格悪いネタをやってはるのです。


それがめちゃくちゃ面白くて!
京都人のややこしさを煮詰めて濃く濃くしたような芸風で
「おおきにえ〜」「〇〇させてもろて」を多発します笑



そうだな。もしおはせさんだったら
マウンティングされたとき
どんなふうに返すだろう


「いやぁ〜 いつもいつも
うちのことなんか、そーんなようけ気にかけてくれはっておおきにえ〜

そーんなわざわざ気にかけてもらうような事、うち、なーんにもあらへんのに、かんにんえ〜

それに、よその人のことそーんなに気にかけたはって
よっぽどお時間に余裕があらはるんやね〜
デキるお方は、ほんまさすがやね〜
うちもそんな時間に余裕のある暮らしができるように、せいぜいがんばらせてもらいますわ〜」

とか言って退散していきそう。笑


それか、おはせさんお怒りバージョンやと

「ちょっとよろしいかしら〜?
あの、、、うち、、、
マウントしてくださいって、、お願いさせてもろたかしらぁ?💢」


かもかも。笑



インスタでおはせさん(長谷川大佑さん)のネタが見られます
おすすめ♡です

京都人としては
京都人がみんな本当にそんな感じなんだと思われたら困るけど

でも、京都人からみても
すごく大げさにデフォルメされてて爆笑なのよー(^ー^)
おはせさん好き♪



話が、おはせさんの話になってしまった

マウントには
わたしも笑顔で「おおきにえ〜〜〜?」って言っとこうかな♡






 


二度あることは三度、ないといいな

2024年07月20日 | blog

本日、7月20日。

2022年と、2023年の、7月20日
2年連続、同じ日にコロナにかかりました。


中学生の息子がいるのですが
さぁ明日から夏休みやね!と言って寝て
朝起きたら、息子発熱→コロナ→私も感染→重症 ✖️2年!



きのう寝る前に
「明日またコロナになってたら、7月20日をコロナ記念日と制定しよう」
とか言って寝たけれど
起きたら、、、無事だった、、、
((((;゚Д゚))))))) アリガトウ


コロナになって、食欲がなくて3日くらいごはん全然食べれなくて
唯一食べられたのがコレだった。



元気な時は思い出さないので
我が家では完全にコロナの味です。



今日、スーパーに行って
恒例行事として?お守りとして? おそるおそるたくさん買ってみた。



具合が悪い時って
ふだん全く食べないものを急に欲する、謎のブームがありますよね


もう15年前だけど
妊娠のつわりの時には、謎の食ブームが到来し
普段は全然食べないカゴメの「完熟トマトのスープパスタ」という商品を
やたらと欲しました。

わたしの息子の何割かは
「カゴメ・完熟トマトのスープパスタ」で出来ていることでしょう。


わたしの母は、わたしを妊娠中に
ふだんは好きでもないラーメンをやたら欲してよく食べたと言っていました。

わたしはラーメンで出来ているのでしょう。



コロナ流行っていますね
気をつけて元気に夏をすごしましょう









情熱の話・2

2024年07月19日 | blog

7月13日、
自分のバンド THE GOOD LOVIN’sで夜想に出演しました。


その日、10代の頃憧れたバンドマンが見にきてくれました。
わたしが高校生の頃に人気があったバンドの、ギタリストです。


数年前も見にきてくれたことがあったけど
その時わたしはベースを弾いていたので、
ギター弾いているライブを見て欲しかったのです。初めてのことです。



それは高校生の頃の夢でした。
いつか有名になって、ライブハウスで対バンしたい。
その時にギター弾きとして初めて知り合いたい。
だから、その時までは存在を知ってほしくない。

ということで、当時も話しかける機会はいくらでもあったのですが
高校生の頃、決して話しかけず
その人たちの視界にすら決して入りませんでした。
笑っちゃいますね、中二病全開です。
いったいなんなんでしょう。黒歴史だわー


若いうちに対バンする夢は叶いませんでしたが
大人になってから知り合いました。
知り合うまでに30年もかかってしまいました。


こんなふうに言っていました



「いいギター弾いてたよ
自分のいちばんやりたいことを、バンドの中でどんどんやっている気がした

ブランクもキャリアも関係なく
情熱が人の心を掴むんよ
忘れたらダメだからね」



情熱かー

情熱…

情熱っていい言葉だなぁ

情の熱。



そういえば、わたしたちのバンドの歌にもそんな歌詞があります


♪君がくれた 情熱の花を
からだいっぱい吸い込んで

君がくれた 小さな花を
彩っていく I Love You


ボーカルさんが書いた歌詞





















情熱の話・1

2024年07月19日 | blog

THE GOOD LOVIN’sというバンドをやっていて
7月13日 京都の夜想というライブハウスで演奏しました。

その日の共演者(対バン)さんの話です。



わたしはチバユウスケが大好きなのですが
かつてチバに感じたなんらかの波動を、共演者Tさんの歌に感じました。
炎のようなものです。


リハと本番のあいだに
Tさんと話しました。

話しかけづらいオーラの人でした。
でも話しかけます。
わたしはそういう話しかけづらいバンドマンが好きです。


「チバと似てるって意味じゃないんです
チバに感じた何かを、今日も感じたのです。
言葉にしにくいものです。
そういうふうに言われたら不愉快かもしれないから、そうだったらごめんなさい
けれど、それくらいいい歌でした」


と言ったら、一見コワモテ風のその人は笑い、
こんな内容のことを言っていました。



少しもいやじゃないです。
僕はチバユウスケが好きなので、むしろうれしくもあります

昔は、バンドで歌ってたんですけど
だいぶ前にバンドをやめて、ずっと長い間歌っていなかったんです

でも、去年チバさんが死んで、歌わずにいられなくなったのです
チバさんから受けた思いを、ずっと歌い継いでいかないと!と自分は思ったので、そうします。



それを聞いて、
うまくいえないけれど
やっていることは違うけれど、
ロックずきの、自分もきっと同じ血が流れていると思いました。


昔、憧れた人から受けた影響が
いまもずっと胸にあります。
その思いは燃料となって、尽きることなく、ずっと燃え続ける気がします。


最近、なんでしたっけ?
「誰かに憧れるのをやめよう」みたいな、誰かの名言、有名になっていましたよね。

憧れるのをやめても、その人から受けた影響は永遠に胸にあります。
プレイではなく、たぶん精神的なこと。
あこがれとかではもはやなくなって、感謝、に近いようなかんじです。

そんな、自分にとっての殿堂入りバンドマンが何人かいます。
感謝を胸に、走るのです。





それからもうひとつの共演バンドSさん
こちらもだいぶパッションを感じました

自分らの曲がめちゃくちゃ好き
というのが、黙っていてもわかります。

メンバーさんのうち、数人は
ずっと満面の笑顔で演奏していました。
ほほえんでいるとかではなく、常に爆笑しながら演奏していました。

誰と目が合ってるわけでもなく、お客に笑いかけているのでもなく。
内側からあふれてくるような爆笑。

サイコーだわ

MCで
「こんなことをやり続けていても、ほんとうにね、何にもならないんですよ。
でも、これからもやり続けていくんでよろしくお願いします」

と言ってはったのがとても印象的でした。

いいバンドだった。


夜想というライブハウスには
ええバンドがいっぱい出てはります。
ええバンドしかみたことないんだもん。










THE GOOD LOVIN’s ライブ@夜想

2024年07月19日 | blog
2024.7.13土曜
THE GOOD LOVIN’s
 
Live&Salon 夜想に出演しました
 
夜想にて、村八分好きのおねえさんが
『絶滅危惧種のロックンロールバンド』と形容してくれはりまして
これからも絶滅せず転がり続けていきたいと思います
どうぞ よろしおたのもうします
 
これからのライブ
 
🔴8月17日(sat) 
京都 西院ウーララ
 
🟣9月29日(sun) 
京都 大宮 Live&Salon夜想
 
 



 


 


 

口ぐせ

2024年07月08日 | blog

バンドメンバーがわたしの口ぐせを教えてくれた。

「めぐっちの口ぐせあるんやで

『ラッキー!』
『超ラッキー』
『なんてツイてるんやろう✨』

とか、いつもよう言うてるで」


えっ、そんなん言ってる?!
あれれ?こんなに根暗なのに。
めちゃくちゃおめでたいヤツみたいな。


まったく自覚なし。
口ぐせって、ほんと無意識に言っているものなのね
なんか知らんけど、ラッキーならしい。
ラッキーラッキー女
おかしいな、こんなに根暗なのに。笑



過去に指摘されて自覚のあるもうひとつの口癖は
「まぁいいっか」です。
「ラッキー」とは打って変わって、なげやりです

息子が保育園の頃、わたしの「まあいいっか」が伝染してしまい
夕方保育園にお迎えに行くと
「まぁいいっか、じゃなーい!!」と先生に追いかけられている息子を見ました。笑


今度は人の口ぐせ探し、してみようっと。









 


ネバーエンディング中二病

2024年07月05日 | blog

 



息子14才、
中二病の奇行、まだまだまっさかり。
かんざし男、現る。


長髪をまとめ、お団子ヘアにして登校していたけれど
先週からかんざしを挿しはじめました。
島村楽器で買ったベース型キーホルダーをかんざしに取付。
謎のセンス
キラキラしてるけど花魁⁈


現代は、爽やかな短髪男子が好まれるそうで、
長髪もお団子もかんざしも、学校では女子に大変不評とのこと。


「俺らオタクは、キモいねって言われてこそ真のオタクやねん」
と謎の逆張りをし、元気に登校します。
・・・・。
そうとも言えるが、
必ずしもそうではなかろう
(と思ったが黙っておく)

嗚呼、小さい時は可愛らしかったむすこ、かんざしを挿したオタクになったのね、、🤣
落合陽一氏のお団子ヘアはオシャレで好きだけどね。


最近の学校は、長髪もOK
いろいろOK
なのに校則でツーブロックだけは禁止されているらしい💡