*「魁!!女塾」*

THE GOOD LOVIN’sというバンドでギターを弾いています
京都市在住

ウィズ・ダイアモンド

2008年05月28日 | ★Life☆

こないだ、ともだちと久しぶりにゆっくり会った。

数年前に知り合ってからいつも会うのは夜だった気がするけど、
お昼間の陽光差し込むリゾート風オープンカフェで
アメリカンな手作り巨大ハンバーガーを食べた

いろんな話をして、街を散策して、夕方の駅で別れた。

帰り道、あることに気づいた。

つい数分前まで何時間も一緒にいたのに、
彼女が着てた服を
まったく思い出せないのだ。

デニムをはいてた気がする。
でもトップスは何を着てた? 黒だった? うー黒じゃないかもしれない。
(でもきっと彼女はステキな服を着てたんだろう)


そして私は、
わたしは 今日はとてもいい時間を過ごしたんだなーと思った。

服の色や柄さえわかんないくらい。

私が最後に恋を始めたのは3年以上前だけど、
恋のはじまりも確かこんな感じではなかっただろうか?

恋の最中は
相手そのものが好きだから、
何を着てるとか、どんなお店に行って、とか、本当に二の次になってしまう。

初めてのお店や、ステキなお店に行くのはたのしいけど、

好きな相手となら
行き当たりばったりの小汚い店に入っても楽しいし、
公園のベンチとかでいい。

つーか、むしろ、
ふたりでどこへも行きたくない。

・・・・・。

この日に会っていたのは恋の相手じゃなく女の子なんだけど。

とにかく私は、
その日いちにちのことを思い出しながら、電車に乗って
ビートルズの
ルーシー インザ スカーイ ウィズ ダイアモン
を口ずさみながら帰った。

何を着てたのかわからないけど、なんか光をまとってる感じ。

…A girl with kaleidscope eyes,
cellophane flowers of yellow and green
Towering over your head
Look for the girl with the sun in her eyes, and she is gone...

Lucy in the sky with diamonds...