お肌のパックとか、マッサージとかペディキュアを塗りかえて、ラインストーン貼ったりとか、
効果を確実に出しているかは別として(笑)
お肌のお手入れを
夜おうちでお風呂上りにゆっくりやるのが好きでしょうがないんだけど、
体調が悪いと、はっきりいって
もうそれどころじゃない
でもそういう時に思い出すのが、おばあちゃん。
おばあちゃんが入院した時、驚いて駆けつけて
悲壮なかんじで病室のドアを開けたら、
開口一番
「ちょっと今すぐまゆずみ買ってきて!」と
何よりもまずアイブローペンシルを所望したおばあちゃん。
こんな時に化粧してる場合じゃない!と
家族が説得するも「絶対買ってきて」と首を横に振り
「だって、担当の先生男前なんやもん…」と
大正時代の乙女のようにはにかんだおばあちゃん
(確かにナイスミドルだった)。
入院中、いつもデカイ手鏡を枕の下に忍ばせ、
常に髪のチェックに余念がなかったおばあちゃん。
先生が来ると、ササっと手鏡を枕の下に隠し、
「あ、せんせい」とフォトジェニックなキメ顔で振り返るおばあちゃん、当時80代半ば。
この乙女度はいったい?!
とたじろいだ記憶があるけど、
「女はいつもきれいにしないといけない」
と言っていたその記憶が、いつも頭から離れない。
そういえば母も、
至近のコンビニへ行くだけでもスッピンでは行かない。