こないだともだちが貸してくれたクロマニヨンズのCDを聴いてる。
ヒロトの歌を家で聴くのはひさしぶり。
中学校の頃、ブルーハーツの「青空」を聴いて胸がつまった。
今はヒロトが歌ってるCDは持ってない。
当時はカセットテープだったから。
ヒロトってすごく不思議なひと。
パンクロッカーなのに、日本語の発音がすごく丁寧。
ヒロトのこと、会ったこともないしあんまり何にも知らないけど、
でもなにかすごく美しいものを感じて、苦しくなることがある。
で、人間に生まれてよかったと思う。
中学の時、ブルーハーツ語録集という青い本を持ってた。
ほとんど忘れてしまったけど、
一個だけ今でも覚えてる語録がある
「パンクスはみんなやさしかったよ
涙が出るくらいやさしくてさ」
というのがあった。
あたしには聖哉っていう名前の息子がいるけど
(ときどき聞かれるけど「セイントセイヤ」ってよく知らない)、
お腹のなかにいるとき、
男の子だって事がわかって
「ヒロト」って名前にしたいと、
ひそかにかなり長い間思ってた。
中学生のあたしがヒロトの歌を聴いて感じた、
言葉にできないあの気持ちを
誰かに与えられる男になってほしいと心から思ってた。
でも、生まれてきたら、
「ヒロト」って顔じゃなかった。だから聖哉にした。
聖の字にはそういう気持ちを込めた。
今日聴いているのは
クロマニヨンズの「モンドロッチャ」というアルバム。
「グリセリン・クイーン」という曲がとってもすき。
生きてるうち できる事は何でも
やってしまう 毎秒が伝説