昨日は、空に雲ひとつなく、本当にキレイなお月様を眺めることができましたね。
ウチのベランダから見る「中秋の名月」もこれが最後かな・・・
来年は、どこで眺めているでしょうか・・・
月明かりがとっても明るい・・・
月の光って、あらゆる音楽家や詩人がその美しさをうたっていますが、
ホントに神秘的です♪
さて、今日は再びですが、コンサートのお知らせです。
シューベルトの「冬の旅」全曲演奏会で、訳詩の語りをさせていただきます。
演奏は、日本の声楽界の重鎮、勝部太先生(バリトン)と、
いつも私がお世話になっているピアニスト、笈沼甲子さんです。
昨年初めてこの企画に参加させていただきましたが、
何しろお2人の演奏がすばらしくて、
私も客席で聴きたいくらいでした。
今年6月に笈沼さんの地元である仙台で再演することが決まっていましたが、
震災の影響を受け、断念せざるをえなくなりました。
でも、笈沼さんが色々動いてくれて、
東京での再演が実現することとなったのです。
「冬の旅」は、
恋に破れた若者が、死をもとめてさすらう様子が描かれた曲集。
歌い手とピアニストが一体となり、
荒涼とした灰色の風景と若者の悲しみが表現されます。
本来は全曲を通して演奏されますが、
詩の内容をご理解いただくため、
途中、訳詩の朗読をはさむというスタイルで演奏します。
私は、皆さまにこの曲集のすばらしさをご理解いただく重要な役割。
お2人のすばらしい演奏を邪魔しないようにがんばりたいと思います。
会場のムジカーザは、
小田急線代々木上原駅から徒歩3分ほどの、瀟洒で素敵なホールです。
せっかくのすばらしい演奏を、
ぜひたくさんの方々にお聴きいただきたいと思っていますので、
ご興味ある方はゼヒご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
シューベルト「冬の旅」全曲演奏会
2011年9月24日(土)
午後2時開演(13時30分開場)
会場:MUSICASA(ムジカーザ)
東京都渋谷区西原3-33-1
(小田急線・千代田線「代々木上原駅」より徒歩3分)
バリトン:勝部 太
ピアノ:笈沼甲子
語り:境澤稚子
4,000円(全席自由)