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「ホタルノニッキ」「ロゼと黄昏の古城」に続く
日本一ソフトのほんわかアクションアドベンチャー第3弾!!
崖の上で夜な夜な美しい歌を歌う怪物の狼と
それに聞き惚れている王子がいました。
歌の元を確かめたくて崖を登った王子に姿を見られたくないあまり
狼は反射的にその目を引き裂いてしまいます。
魔女に頼んで歌声と引き換えに人間の姿を手に入れた狼は
城に幽閉されてしまった王子を連れ出して、
その目を治すために再び魔女の元へ向かうのでした。
このオープニングだけでもものすごく面白い!!
絵本の朗読のようなナレーションが本当に素敵。
声優の近藤玲奈って誰かと思ったら「スロウスタート」の花名ちゃんか。
なるほどうまいところを突いてくる。
ステージクリアするごとにこの絵本でシナリオ進行するので
朗読が聴きたくて先へ進むモチベーションになる!!
姫の姿と狼の姿を切り替えながら進む
パズル要素を含んだアドベンチャー。
狼の姿ならばその力で敵を蹴散らし、障害を破壊しながら先へ進むことができる。
正体を知られたくないので、王子の手を取るときは姫の姿に。
手を引っ張ってるときの姫の嬉しそうな顔がいい!
一定距離内なら王子に移動の指示を出せる。
耳打ちする仕草が可愛くてたまらん。
こういうパズルを自力で解けたときはめっちゃ嬉しいよねw
ひとつひとつのギミックが幻想的で、かつ世界観に合ってる。
こういう発想を丁寧にゲームに取り込む姿勢が大好き。
ただ、ボリュームが少なすぎるね…。
じっくり朗読を聴いてもクリアまで5時間。
あと1.5倍くらいあってもストーリーはダレなかったはず。
仮にボリュームには目をつむったとしても
・緊迫したボス戦
・解けたあと脳がスッキリするパズル
・クリア後のマゾじみたやり込み
これらのエッセンスがたっぷり詰まっていた前作までと比べると
あまりに内容がごっそりと削がれすぎてる。
シナリオもシステムもグラフィックも非常に良くできてるだけに
なんだかもったいないなぁ…。実に惜しいなぁ…。
日本一もコンシューマーを捨ててソシャゲに注力しはじめたのかなぁ…。
■■■現在の進行状況■■■
本編クリア
トロフィー51%