今期はしんどかった…。
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…Ｘ
Ｃ＋ 74 → Ｃ＋ 73
大きいストーリーこそなかったものの、
キャラクターの動かし方が見ていて気持ちいい。
これだけ周りから攻められながらも恋愛に疎い主人公を
不快にならずに見てられるのは綿密なキャラ作りの賜物だな。
劇場版をおっさん一人で観に行く勇気がないので姪を連れていこうと思う。
小林さんちのメイドラゴンS
Ｂ 77 → Ｂ＋ 84
日常をいかにエンターテイメントとして昇華するかが日常系アニメの命題。
ドラゴンという壮大な題材をしっかり活用しながらも
本当に小さな幸せを拾い上げる視点。
原作者も凄いしアニメスタッフも凄い。
ぼくたちのリメイク
Ｃ＋ 72 → Ｄ＋ 52
「失敗をなかったことにして別な仕事に着手」を
１クールかけて２回も見せられたら気分悪いわ。
タイムリープの問題点をクソ安い言い訳で済ますＳＦとしての劣悪さもひどい。
この作品を書けるだけの経歴があるはずの作者が何故こんなものを。
社会経験も恋愛経験もない学生なら騙せるかもしれんが、これはねーよ。
白い砂のアクアトープ（１クール目）
Ｃ＋ 70 → Ｃ 61
全体的に平坦だなーと思ってたが、最後まで平坦。
創作ではないリアルの人間ですらもう少し前向きだろうに。
「このキャラがこう動いたらこのキャラはこう思う」という
基本に立ち返って脚本と演出を考えて欲しい。
……ていうかこれ２クールだったのか！？
女神寮の寮母くん。
Ｃ 67 → Ｃ＋ 68
「大学生のお姉さんに囲まれる中学生」の設定たまらんね。
頭カラッポにして楽しめるコメディとして上出来。
ハーレム物としてのキャラクターバランスの良さも上手かった。
Sonny Boy
Ｂ 80 → Ｂ＋ 87
全体のまとまりはなかったけど1話1話が本当に面白かった。
特に最終話がグサグサ刺さりまくって評価を上乗せしてしまった。
「情報は全部出さないから考察はそっちでしろ」ってスタンスは
個人的には苦手だけど、やはり色々考えたくなる作りが実に上手い。
この監督のこれからの作品がめちゃくちゃ楽しみになった！
平穏世代の韋駄天たち
Ｃ 61 → Ｃ 66
原作から変更したはずのシスターのキャラを徐々に戻したことに失笑。
とはいえ、後半の頭脳戦はめっちゃ熱い。
苦し紛れの設定の高速説明も意外と面白かった。
絵柄の割に結構なゴア表現があったのも攻めてていい。
クール教信者の幅の広さと懐の広さは本当にすげぇな……。
マギアレコード 魔法少女まどかマギカ外伝（2期）
Ｃ＋ 72 → Ｃ 63
6話観て終了。
作画は相変わらずすごいけど、やっぱつまんねーよなぁ……。
雰囲気を出そうとしてショボいポエムに終始されると鬱陶しい。
旧キャラと絡ませるのもバッタモンにしか見えないからやめて欲しいわ。
はやいとこ本編映画の続報たのむ。
「転生」も「ゲーム世界で無双」も俺が非常に嫌いなネタではあるものの
「悪役令嬢」というピンポイントの変化球設定をしっかりアイデアとして作品に落とし込み、
それを使って面白く仕上げる作者の才能は本当にすごい。
にもかかわらず、本屋へ行くと小説も漫画も悪役令嬢だらけで吐き気がする。
安易にパクってお前らプライドねーのか。
ラノベ粗製乱造時代のほうがまだ可愛く見える。
今の出版業界はどうしてこうなってしまったんだ……。
