昨日は「文化の日」、お店が定休日でしたので、関市立篠田桃紅美術空間で開催中の「人間国宝 土屋順紀 紋紗ー美濃を織る」を見てきました。 前売りチケットがあったのですが、文化の日は入場無料だそうです。 本当に繊細な色調と透明感、美しい織りは 写真では伝わらないので やはり実物を是非見ていただきたいと思います。 「美濃を織る」という副題がぴったりです。 私たちのふるさと美濃の原風景が目の前に広がるのが感じられます。 特に「鮎の瀬」・・・長良川の川原の石の色や鮎の色、周りの山の色が美しく調和して一枚の着物になって織りあがっているようです。 「水の面」・・・水面に何かが落ちたときに広がる輪のように、水が描く美しい紋様が見事に表現されているようです。 どの作品も思わず触れてみたくなるような、でも触れてはいけない繊細な美しさそして気品が感じられます。 関市に工房を構え、地元で採取された草木で染められた郷土の自然から生まれて、郷土の自然を表現している作品です。 11月23日までの開催です。 まだ、ご覧になってない方は、この機会に人間国宝が作り出す美しい芸術作品に会いにいきましょう♪ ![]() |