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2016年3月ブルゴーニュ グランジュール参加報告(3)

2016-04-27 14:13:02 | 2016ブルゴーニュ グランジュール
2016年3月21日~25日まで、ブルゴーニュで開催されたブルゴーニュワインの見本市「グランジュール」に参加しました。

3月22日「コート・ド・ニュイ地区」は3つの会場に分かれて開催されました。
最後は、ニュイ・サン・ジョルジュの会場です。

2016年3月22日
De Chambolle a Morey Nuits-Saint-Georges et ses Climats
(会場 Nuits-Saint-Georges)

                    

★ドメーヌ・ダニエル・リオン・エ・フィス Domaine Daniel Rion & Fils

出展ワイン
Vosne-Romanee 2014
Vosne-Romanee  1er Cru Les Beaux Monts 2014
Vosne-Romanee  1er Cru Les Chaumes 2014
Echezeaux Grand Cru 2014
Clos de Vougeot Grand Cru 2013 et 2014

ニュイ・サン・ジョルジュ トップ・クラスの銘醸ドメーヌ
『果実感がしっかりと出た、果実味とタンニンのバランスが取れているワイン』を
ダニエル・リオンが理想とするワインを生み出す為に重視していること。
 ・畑では単位収穫量、ブドウの凝縮度、収穫時の完熟度に特に気をつけている。
 ・醸造では、ブドウ本来のポテンシャルを最大限に発揮させることを重視している。
 ・最後のボトリングにいたるまで、ブドウの果実感を維持することをにも気を配っている。

ファソン・アンテグレ(総合農法)を実践しています。リュット・レゾネよりもビオロジックに近く、除草剤、殺虫剤は使用しません。使用する堆肥は20年にわたり、自作のものを必要な時にのみ使用しています。ボルドー液と硫黄は使用しますが、病気に対する薬品を使用するよりも、ブドウ樹自身の治癒能力を発揮することが大切だと考え、土中の微生物の活性化など、土質を良くすることを大切にしています。


★ドメーヌ・ド・ラルロ Domaine de’lARLOT 

出展ワイン
Nuis-Saint-Georges Le Petit Arlot 2014
Nuis-Saint-Georges 1er Cru  Le Petit Plets 2014
Nuis-Saint-Georges 1er Cru Clos des Forets Saint-Georges Monopole 2014
Nuis-Saint-Georges 1er Cru  rouge  Clos  Arlot Monopole 2014
Nuis-Saint-Georges 1er Cru Clos  des Forets Saint-Georges Monopole2005

プチDRCとして名声高い、絶大なる人気を誇るドメーヌ
1987年に、保険会社AXAがネゴシアンのジュール・ブランを買収、ドメーヌ・デュジャックのジャック・セイス氏のもとで働いていたジャン・ピエール・ド・スメを責任者として招き、ドメーヌ・ド・ラルロとして生まれかわりました。

ドメーヌ開始直後から、テロワールを尊重する目的でビオディナミ実践に向けて移行、1991年に除草剤・殺虫剤の使用を全廃し、1999年から段階的にビオディナミを導入し、2003年から全ての畑で実践しています。

もともと、ドメーヌは3つの単独所有畑、コンブランシアンのクロ・デュ・シャポー、ドメーヌが本拠地を置くクロ・ド・ラルロ、クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュから形成されていましたが、1991年にロマネ・サン・ヴィヴァンを、翌年にはヴォーヌ・ロマネのレ・スショを購入したことにより、総面積は14haにまで拡大しました。

ラルロでは、色の濃さよりも、味わいのバランスを重要視しています。デュジャック仕込みの全房発酵で仕込むことにより、抽出は柔らかく純真無垢の味わいに仕上がっています。並外れてフィネスに富んだ、優雅で絹のような舌触りを持ったワインは、フランスだけでなくヨーロッパで絶大な人気を誇っています。

クロ・ド・ラルロとクロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュの若樹は、それぞれル・プティ・アルロ、1級レ・プティ・プレになります。さらに、クロ・ド・ラルロの一部からは、貴重な白ワインも造られています。

スメの後任として、彼のもとで8年間学んだオリヴィエに引き継がれますが、オリヴィエは2011年にアルデッシュにある自らのドメーヌに専念するために退職しました。
その後、フレデリック・マニャンで修業をしてきたジャック・デヴォージュが新たに任命されます。しかし、あまりに美味しいワインを造りすぎたからか…、ヘッドハンティングされ、2015年から別の醸造所(移籍先はなんとかの有名なクロ・ド・タール!)へ移動することになりました。

2014年は、後任となる女性醸造家ジェラルディーヌ・ゴドー(アレックス・ガンバルの醸造責任者)とともに、9月の収穫期から12月まで一緒に作業を行っているため、ジャックが栽培から醸造までを手掛けたヴィンテージとしては、2013年が最後となります。
ジャック・デヴォージュだけでなく、ゼネラル・マネージャーのクリスティアン・シリーにも、「ジェラルディーヌ以外にラルロを次のステップに導くことはできない」とまで言わしめているだけに、今後のさらなる進化が大いに期待できます。


 *~*~*~  アミの想い  ~*~*~*~*~*

   大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
   自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間

   私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
   明るい未来につながることを心から祈っています。

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