3月22日ワインセミナー イタリアワイン(1)を開催しました。 イタリアワインを3回に分けて行い、今回は北部、特にピエモンテ州のバルバレスコの3種類飲み比べを中心に、5種類のワインを楽しみました。 ピエモンテ州では、イタリアの銘醸ワインが多く造られていて、中でも「イタリアワインの王様」と言われる「バローロ」、女王様と言われる「バルバレスコ」が有名です。 どちらも、ネッビオーロというぶどうで造られている長期熟成に耐えるワインで、フランスのボルドーやブルゴーニュの有名なワインと比べられるイタリアを代表するワインです。 今回は、「バルバレスコ」にフォーカスして、生産者やヴィンテージの違う3種類の飲み比べをしました。 ネッビオーロは、ブルゴーニュのピノ・ノワールのようにとても繊細なぶどうなので、畑の土壌や立地を反映しやすく、飲み比べをすると、個性の違いがよくわかります。 タンニン(渋み)が強いのですが、酸も豊かなので非常にキレがいい味わいです。 皆さんの好みは、バルバレスコ ガイア プリンチペ 【2007】。 生産者ロベルト サロットいわく「自分が造った中でベストヴィンテージ」と言うだけあって、おいしかったです。 もちろん、金額も一番高いですけどね。 次回は、4月26日 イタリア中部のワインです。 「サンジョベーゼ」というぶどう品種にフォーカスして飲み比べをする予定です。 ご興味のある方はお早めにお申し込みくださいね。 ★ソアーヴェ クラッシコ サン ミケーレ 【2012】 イタリア・ヴェネト州 ガルガネーガ100% 緑色がかった輝きのある濃い麦わら色。最初はレモンのような柑橘系の爽やかな香りがありますが、次第に熟したフルーツや蜜のような凝縮感ある香りへと変化していきます。口中では、爽やかで生き生きとした酸味を感じ、アフターには少しビターな味わいが残ります。 ★Just Me ジャスト・ミー 【2009】 イタリア フルウーリ 生産者 アジィエンダ・アグリコーラ・ディ・レナルド メルロー 100% 深紅のルビーレッド。とてもエレガントかつスパイシーな香り。豊かな果実味にまろやかなタンニンが特徴。リッチなフルボディでありながらとても優しく心地よい飲み口。 ★バルバレスコ【2005】 イタリア ピエモンテ州 生産者 グラッソ フラテッリ ネッビオーロ 15日間醸しを行います。まだしっかりとしたタンニンが感じられます。葡萄の果皮を思わせる果実味が感じられます。クリュ名は入っていませんが、品質は十二分に満足いくものであり、熟成具合と価格を考えれば大変魅力あるワインです。 ★バルバレスコ リゼルヴァ 【2007】 イタリア ピエモンテ州 生産者 テッレ デル バローロ ネッビオーロ バルバレスコのリセルヴァは、4年以上の法的熟成期間が義務付けられています。そのうち30ヶ月間を大樽で熟成しています。 きれいなルビーからガーネット色。とてもパワフルで、タンニンもしっかりとしています。‘07年は、他のVTと違い、とても暑く、早熟で早く開くタイプになりました。色素を抽出しやすかったので、マセラシオンを長くする必要はありませんでした。現段階で熟成のトップに到達しています。今がまさに飲み頃です。 2007年は、他のヴィンテージと違い、とても暑く早熟で、早く開くタイプのワインに仕上がっています。 ★バルバレスコ ガイア プリンチペ 【2007】 イタリア ピエモンテ州 生産者 ロベルト サロット ネッビオーロ ロベルト サロットはネヴィーリエ地区に拠点を置き 1871年より続く歴史ある生産者です。バローロ バルバレスコ ガヴィに自社畑を所有し高品質なワインを生産しています。 "Gaia Principe(ガイア プリンチペ)"は畑の区画名で、面積2ha、粘土石灰質の泥灰土壌です。温度コントロールされたステンレスタンクで醗酵させ、樽で14~15ヶ月間熟成させます。その後、ステンレスタンクで6ヶ月熟成させ瓶詰めします。 オレンジがかったやや濃い目のルビーレッド。スミレを思わせる上品なアロマ、フルーティな香りの中に樽の心地よいバニラが感じられます。 フルボディーで滑らかな口当たり、モダンスタイルのバルバレスコです。 2007年は、造り手のロベルト サロットいわく「自分が造った中でベストヴィンテージ」 |
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