2019年6月22日ワインセミナー「ぶどう品種による飲み比べ ソーヴィニヨン・ブラン&カベルネ・ソーヴィニヨン」を開催しました。 白ワインのぶどう品種ソーヴィニヨン・ブラン種は、フランス ロワール地方とニュージーランド、スペインの3種類を飲み比べをしました スペインのワインは木樽にて熟成したソーヴィニヨン・ブラン種のワインです。 赤ワインのぶどう品種ソーヴィニヨン・ブラン種は世界中で造られていますが、今回はオーストラリア、カリフォルニア、ちょっとマイナーなウクライナ、そして大御所フランス・ボルドー地方の4種類を飲み比べてもらいました。 ボルドーは、ぶどう品種をブレンドしてワインを造るので、カベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高いワインを選び、なおかつ熟成したカベルネ・ソーヴィニヨンの美味しさを味わってもらいたく2003年ヴィンテージにしました。 ソーヴィニヨン・ブラン種の白ワインは、気候的にぴったりな爽やかな味わいなので3種類とも人気が高かったです。 カベルネ・ソーヴィニヨン種の赤ワインは、ボルドーとカリフォルニアが人気でした! 次回のワインセミナーは、7月27日「ぶどう品種による飲み比べ リースリング&シラー」です ご興味がある方はお早目のご予約をお待ちしています。 ![]() ■ワインリスト ≪ソーヴィニヨン・ブラン飲み比べ≫ ☆ヴィラマリア プライベートビン ソーヴィニヨン・ブラン 2018 ニュージーランド 辛口 白 ぶどう品種 ソーヴィニヨン・ブラン 100% サスティナブル・ヴィティカルチャー ソーヴィニヨン・ブランは現在のニュージーランドワインを代表する葡萄品種。マルボロウ地区を代表する葡萄生産地ワイラウヴァレーとアワテレヴァレーから収穫された葡萄はヴィラマリア・マルボロウワイナリーでそれぞれに異なったステンレスタンクで低温(12℃)発酵させ、タンク毎の個性を生かし、ブレンドを実施。 パッションフルーツ、フレッシュシトラス、メロンなどのアロマがあふれるジューシーな口当たり。ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランの美味しさを実感させる味わい。シーフードや白身の肉料理全般と非常に相性が良い。 ニューワールドワインアワード銀賞、インタ-ナショナルクールクライメ-トワインショー銅賞受賞。 ☆プイィ フュメ レ クロクルー2017 フランス ロワール ぶどう品種 ソーヴィニヨン・ブラン 生産者 ドメーヌ ショヴォー リュット・リゾネ(減農薬農法) “レ クロクルー”の畑は面積2.5ha、標高200mの斜面にあり、土壌はシレックス(珪質粘土)です。 葡萄の平均樹齢は30年、収量は60hl/ha。収穫した葡萄はニューマティックプレスで柔らかく圧搾し、低温でしばらく置き、澱引きします。スキンコンタクトは行いません。 温度コントロールしたステンレスタンクで約2~3週間アルコール発酵を行います。マロラクティック発酵は行いません。 きれいな澱とともにステンレスタンクで約6~8ヶ月寝かせます。その間、バトナージュは行いません。 清澄し、軽くフィルターをかけてボトリングします。 輝きのあるグリーンがかったイエロー。レモンやグレープフルーツの柑橘系の果物のアロマにはっきりとミネラルのトーンがあります。口に含むとフレッシュなレモンのフレイバー、そしてチョーキーなニュアンスが感じられます。とても洗練されたフレッシュな口当たりです 「ジルベール&ガイヤール2015」で87点 ドメーヌ ショヴォー 家族経営で夫のブノワと妻のエマニュエル夫妻で営んでいます。ブノワの祖母が葡萄畑を所有していましたが、当時は葡萄を全て農協に売っており、家畜や麦の栽培が中心でした。その後、夫妻の代で葡萄畑を開発し、自家農園元詰めでワイン造りを始めました。 1995年からワイン造りの計画を始め、1997年にセラーを建設し植林も行いました。2011年にセラーを増築。現在は12ヘクタールの畑を所有。毎年0.5ha植林し、それを20年やり続けています。年間生産量は80,000本。 ☆オルキデア キュヴェ 2017 スペイン ナバラ ぶどう品種 ソーヴィニヨン ブラン フレンチオークのバリックで8ヶ月熟成 生産者 ボデガ イヌリエータ 通常のオルキデアと同様に醸造します。その後、熟成はフレンチオークのバリックで8ヶ月行います。澱と寝かせて、バトナージュします。マロラクティック発酵はしません。繊細なソーヴィニヨン ブランと樽熟成による風味が融合しています。 ‘07年に200本のみ試験的に生産しました。 緑がかった黄色。トロピカルフルーツやリンゴのアロマ、さらに蜂蜜やバニラの繊細な香りがあります。 肉付きがよく官能的で、しかもフレッシュな酸があります。 「チャレンジ インターナショナル デュ ヴァン2018」で金メダル ボデガ イヌリエータ イヌリエータという名前は、バスク語の「蟻のいる場所」を意味し、祖先が約100年前に葡萄を育てていた土地の呼び名で、ワインに対する情熱を持っていた祖先への賛辞として選びました。 ワイン造りのポリシーは、飲みやすいワイン(easy drinking)をリーズナブルな価格で提供すること。国や文化を問わず、誰にも愛される、親しみやすいワイン造りを目指しています。 ≪カベルネ・ソーヴィニヨン飲み比べ≫ ☆シングルヴィンヤード カベルネ ソーヴィニヨン2015 オーストラリア マクラーレン・ヴェイル ぶどう品種 カベルネ ソーヴィニヨン 生産者 アラミス ヴィンヤーズ フレンチオーク樽(25%新樽)で23ヶ月熟成 単一の区画からのカベルネ ソーヴィニヨンを使用しています。アルコール発酵は開放式の発酵タンクで行い、フレンチオークの樽(25%新樽)で23ヶ月熟成させています。 カベルネの持つ個性と豊かなフレイバーを引き立たせるため、清澄せず、フィルターもかけずにボトリングします。 フレンチオーク樽での熟成によって、深みのあるワインに仕上がり、長期熟成の可能性を持っています。 皮の黒い果実の集約された豊かなフレイバーは杉やシガーボックス、月桂樹のトーン、そしてしっかりとしたタンニンに支えられています。 アラミス ヴィンヤーズ 1998年 リー フロレンツが設立 畑は、マクラーレン ヴェイルに3世代に渡って続く葡萄畑を買いました。 マクラーレン ヴェイルは典型的な地中海性気候で、セント ヴィンセント湾からの風が夏の暑さと冬の寒さを和らげています。夏は暑く冬はおだやかな気候で、収穫期にはほとんど雨は降らず、霜もめったにみられません。 これは栽培家にとっては理想的な環境です。葡萄は、マクラーレン ヴェイルの土壌と気候に最適なシラーズとカベルネ ソーヴィニヨンを栽培しています。毎日畑へ出向き、畑全体を健全に保つために様々な方法(灌漑、防虫など)を用いて管理しています。収穫量は低く抑えています。ワインは5つのタイプの開放型の発酵槽で発酵します。熟成はアメリカンオークとフレンチオークの樽で12~24ヶ月間行ない、出荷まで瓶内で寝かせます。清澄は必要な場合は、放し飼いの鶏舎に外注した卵白を使います。オーストラリアのプレミアムワインを造ろうとする情熱は、経費を惜しみません。 ☆ベンチ ナイツ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン2014 カリフォルニア ソノマ コースト ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニヨン 生産者 ブラックマウンテン "ベンチ"はヒルサイドの葡萄のみを使う高品質ワイン。暗い色調、ヴァイオレットや黒ベリーの凝縮した風味にスパイスの香りが混じる。 火山性の岩混じりの土壌によりワインのストラクチャーに影響を与え、後味にはダークカカオの香りがほんのりと残る。 ブラックマウンテン ソノマのヒルサイドから生まれるエレガンスと骨格のあるスタイル ソノマ各地の土地の個性を映し出す、気軽で食事に馴染むハンドメイドなワイン造りを目指すブラックマウンテンワイナリーが手掛けるブランド。 長年ソノマの生 産者団体の代表を務めこの地を知り尽くすオノール・コンフォートが率いるこのワイナリーは、義理の息子でありオーストラリアのコールドストリーム・ヒルズ やソノマのウィリアム・セリエム、ナパのロバート・シンスキー等で経験を積んだダニエル・フィッツジェラルドが醸造チームを率いる。 ダニエルは 13年間のヨーロッパでの生活を通じ、アルコールが高過ぎず繊細でバランスのあるスタイルこそがベストであると確信し、一貫してそのスタイルを貫く。 ★カベルネ・グランド 2011 ウクライナ オデッサ ブドウ品種 カベルネ・ソーヴィニョン 生産者 シャーボ ワイナリー ウクライナ初 AOCワイン深紅のルビー色・テロワールの特別な地区で栽培手摘みで収穫されます。 ほど良い酸味で、花束の芳香と余韻もしっかりと残る 樫樽フレンチオーク12ヶ月以上熟成 料理との相性:肉料理全般・シチュー・チーズ シャーボ ワイナリー ウクライナのぶどう園の50%強が黒海沿岸沿いのオデッサ州にあり、その中で最も大きな村が“シャーボ”です。 人口1万人の大半がぶどう栽培とワイン造りに従事しています。 黒海近接のソフトな気候。暖かな草原の空気、黒土養分とユニークな微気候がぶどう栽培に最適な土地です 紀元前6世紀ごろギリシャ人により最初のぶどうが植えられ、その後19世紀初めにスイス人科学者でワインメーカー“タルダン”により古典的なヨーロッパのぶどう品種が植えられ素晴らしいワインが造られるようになった このように深い歴史的ルーツを持つワイナリーは2003年“シャーボ”社が後継者として近代化を進め1000haのぶどう畑とフランス製の製造機械によるIT管理やワインカルチャーを創設し、ウクライナのワインとワイン造りの歴史などの文化も紹介しています。 壮大なる敷地には、試飲ホール、販売所、レストランもあり、現在ではウクライナ国内でもベスト5に入るまで躍進しています ☆シャトー・ラネッサン 2003 フランス ボルドー地方 オー・メドック クリュ ブルジョワ ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニヨン75% /メルロー20%/ プティ・ヴェルドー 3% カベルネ・フラン 2% 生産者 シャトー・ラネッサン サン・ジュリアン村近くにあるキューサック村のワイン。クリュ・ブルジョワ・クラスの中でも、歴史もあり格付けシャトーに匹敵する高い評価を受けています。 熟成するほど旨いラネッサン熟成が、お手頃価格です。 シャトー・ラネッサン 1793年以来、同じ一族によって経営されている由緒あるシャトー・ラネッサン。メドック格付けに匹敵すると評されるほどの傑出したワインを造りだす生産者として世界中で愛されています。さらに、ハイクオリティなワインでありながら、手頃な価格で手に入ることも人気のひとつ。 ロバート・パーカー氏も、日本のある講演会でラネッサンを自身のお気に入りワインとして紹介し、「メドックのワイン格付けをやり直せば、おそらく5級シャトーの地位が真剣に検討されるワインである」と大絶賛。 |
*~*~*~ アミの想い ~*~*~*~*~*
大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間
私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
明るい未来につながることを心から祈っています。
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