阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

今、震えているアンネがいること

2006年08月04日 00時11分44秒 | 政治
 「イスラエルのレバノン攻撃」へのコメントありがとうございます。

 13歳の誕生日にお父さんに日記帳をもらったことで始まるアンネの日記。私の誕生日も同じ6月12日という驚きもあって、アンネが15歳の生涯を閉じた同じ年齢の夏、夢中で読みました。私が生まれた僅か21年前にあのような悲劇が起こっていたことに震撼したことを覚えています。まさにこれから青春を迎える命を、戦争によって奪われなくてはならない無念は想像に余りあります。三高さんに指摘されるまで気づきませんでしたが、8月4日がアンネ・フランクの命日だったのですね。

 しかし、三高さんも書いて下さったように、今、まさにこの瞬間レバノンに、イラクに、アフガニスタンにアンネがいて恐怖と悲しみの中で震えているのです。それを黙って見過ごすのか、自分なりの方法でできることをするのか、あるいは無関心によって加担者になるのか。そんな葛藤をいつも感じています。

 自分がやってきたことの成果を考えると、思いに比して寄与できたことの小ささには忸怩たる思いです。しかし、直接現地に行けない時は活動家を支える、メッセージを発信する、あるいは将来の政治活動、また平和活動に活かしていく・・・と、いろんな方法があると思います。紛争地で平和構築活動を続けてきた者の務めとして、自分なりのメッセージは常に伝えていきます。


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