阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

絶体絶命からの勝利-浅田真央選手にもらった勇気

2008年03月21日 23時59分43秒 | 日常
 1.最近の活動

 今日は4時起き。JR・南海橋本駅で早朝活動をした後、後援会入会カードを大量に集めてくれたかつらぎ町の支援者を訪問。その後、私の祖母が住む海南市孟子の光道寺で弘法大師のご生誕を祝う行事に参加しました。19日は各地の初午を訪問しましたが、地域の行事に参加して地元の方々、そして伝統文化にふれ合うのは、政治活動の楽しみのひとつです。初午では餅投げにも参加しましたが、次々に投げられる餅を取り合う様子は思った以上の迫力でした。とりわけ円盤のように大きな餅は、完全装備をした人々が、血だらけになりながら奪い合うのです。まるで、ラグビーのボール争奪戦のような姿に驚きました。一番大きな餅を奪った人は顔面血だらけで歯も折れたそうですが、満足感でいっぱいの様子。さらに驚きました。

 今日は、その後、紀の川市と岩出市で街頭演説をしました。ここ数日は、ポスターを掲示して下さった方へ、父と一緒に挨拶まわりだったのであまり街頭演説はできませんでしたが、今日からはまた、できる限り街頭演説をしてまわります。

 2.絶体絶命からの勝利

 今夜は浅田真央選手の世界フィギュア選手権優勝に感動しました。前にもブログに書きましたが、今から5年前、新幹線の中でNHK杯を終えたスケート選手と一緒になり、安藤美姫選手や恩田美栄選手、そしてまだ小さかった浅田真央選手とすぐ近くに座ったことがあるのです。そんなこともあって、フィギュアスケートには特に注目しているのですが、真央ちゃんの演技には特に魅了されます。

 トリノオリンピックの荒川静香選手の金メダルには、もちろん感動しましたが、当時の彼女は必ずしも世界最高のスケート選手ではなかったと思います。しかし、今の真央ちゃんは、演技の構成も、技術も、表現力も、間違いなく世界最高の選手。いつも勝利を期待されながら結果を残し続けることは、何倍も難しいと思います。しかし、前回の世界選手権で僅差の逆転負けをしたことを早く乗り越えなければ、より高いレベルに到達することは難しいと思ったので、今回は何としても優勝して欲しいと思っていました。パーフェクトな演技で他の選手を圧倒して勝つことを期待していましたが、いきなり痛烈な転倒。あれほどの大失敗をしながら、その後は本当に素晴らしい演技でしたね。ここに彼女の本当の強さを見ました。これまでは空間の中で遊ぶ妖精のようだったけど、今回はまさに渾身の演技。ジャンプの高さも、速さも、すごかったですね。薄氷の勝利だったけど、取るべきして取った金メダルだったと思います。

 これで、去年の逆転負けがハッキリ意味を持つものになりました。そして、オリンピックを前に、ライバルのキム・ヨナ選手にも精神的に大きく優位に立てたはずです。失敗しても勝てる可能性を追求し、実際に勝てたこと。それは大きな精神的な支えになることでしょう。

 でも、絶対絶命からの勝利とは、私自身が実現しようとしていること。そして、今の日本が直面し、求められている状況でもあります。何としても勝利しなくては。今日は、真央ちゃんから勇気をもらいました。


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