阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

総理官邸で活動報告-特命チームを動かすのは私たち議員の力

2011年06月07日 20時21分51秒 | 政治

 今日は寝台特急「サンライズ」で早朝に東京に到着。いつものことですが、終日勉強会や報告会、また在京大使館や国際機関の方との意見交換会などで目まぐるしく一日が過ぎました。

 さて、そんな合間に、菅直人総理へ「震災ボランティア室」の活動報告をしました。 「震災ボランティア室」が菅直人総理を訪問(民主党HP) 


 震災ボランティア室は、これまで延べ1000人以上の民主党国会議員、秘書が被災地に入り、物資の提供や清掃活動、また心のケアなど、あらゆる分野の生活再建支援を行ってきました。また、5月上旬には70名を超える民主党国会議員が170ヶ所を超える避難所を訪問して、聞き取り調査を行いました。活動の中で接した現場の声を首相に伝え、同時にこれからの活動方針や政策に反映させる強い意志を持った中核メンバー11人が参加。予定時間を大幅に超え、1時間以上にわたって菅総理と議論をしました。私も、自分自身が担当した役割にも関連して、次のような意見を述べました。

 「5月上旬に国会議員が避難所をまわってヒアリング調査をしたが、小さな避難所、中心地から離れた避難所など、これまで議員があまり行っていない場所をカバーできるように配慮した。あまり国会議員が来ると困ると言われるのは一部の避難所のみ。避難所の格差を埋め、問題解決に寄与するためにも、引き続き担当した議員が責任を持ってフォローを続ける」

 「総理は『100の特命チームを作る』とのことだったが、震災ボランティア活動は、私たちが自主的に立ち上げた特命チームである。しかし、その中で見つけたテーマは、震災ボランティア室の範囲を超えているものも多い。省庁間の縦割りや役所の論理を超えて成果をあげるためには、私たち議員が『特命』の意志をもって取り組んでいる活動と官邸が連動すべきではないか。高邑議員が中心になっている『奇跡の牧場構想』」などは、『命を守る』民主党政権の象徴的なプロジェクトだと思う」

 総理は自然体で熱心に意見交換に臨んでくれました。「具体的な提案を持ってきて欲しい。俺の役割や役所に求める予算、法律措置についても具体的に提案して欲しい」

 総理の声に応えるような「特命プロジェクト」を提案していくつもりです。まずは高邑議員のプロジェクトをさらに進めなくては。今日は国会議員が力を合わせてできることの可能性をもっと追及しなければと心を新たにできた時間でした。


 写真:総理官邸で報告する私たち(民主党HPより)


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