あけましておめでとうございます。皆さんはどんな新年を迎えられたでしょうか?
私は昨日は新しい年を迎えた直後から神社やお寺の前で、初詣の方々に挨拶立ち。また、今日も朝から自転車に乗って挨拶まわりを行い、根来寺前で挨拶立ちをしました。かなりの寒さを覚悟していたのですが、自転車に乗っている時は汗をビッショリかくぐらい温かい一日でしたね。
さて、私が国会に議席を頂いてから、今年が3回目の新年です。自分自身、もう一度、どのような政治家でありたいのか、問い直してみました。一言で言えば、「新しい価値をつくれる政治家」さらに、「新しい価値で世界に貢献できる日本をつくる政治家」になるのが私のミッションと、改めて決意を固めました。大き過ぎるミッションですが、地に足が着いたところから確実に実行していきます。
「新しい価値をつくる」これは国民が民主党に期待したことであり、民主党の存在意義でもあります。「コンクリートから人へ」「国民の生活が第一」。徹底した行政改革を行い、無駄を削減して命を守り、育む政策に充てる。この旗を降ろすことがあれば、民主党は存在意義を失います。ねじれ国会であっても、財源確保がどんな厳しくてもできたはずなのが八ツ場ダムの建設中止。マニフェストにも具体的に記したこの国民に対し約束を反故にすることになれば、国民に対し全く説明ができません。この件については、マニフェストを守ることを引き続き訴え、監視していきます。
さて、政治家の決意が本物かどうかを示す上で問われるのが、自らの身を削れるかどうかです。
12月30日のブログで書いたように、議員定数の削減は、何としてもやり抜きます。公務員の人件費削減、そして財政再建や社会保障費確保のための増税をお願いする上での前提条件だと思います。
これを実施したから支持率が上がり、次期総選挙での当選可能性が上るとは思いません。議席が減るわけですから、当選可能性は大きく下がるでしょう。しかし「政治が覚悟と良心を示す」ことが大きな改革を実現する上では不可欠なのです。
地元活動においては、「ないものねだりより、あるもの探し」「スローライフ日本一の和歌山へ」「幸せ日本一の和歌山を作ろう」と、私の考えの方向性をこのブログでも再三示してきました。
また、選挙に向けた活動は、「できるだけお金は使わず、環境にやさしく、自分のエネルギーは目一杯使う」活動を実践してきたつもりです。また「企業団体献金は受け取らず、政治資金パーティーをしない」ことも約束を守っています。
また、「できる限り自転車に乗って移動し、普段はいつも小走り。人がいればダッシュ」
これは、苦もなく楽しく実行しています。でも、私ひとりがやっているだけでは十分ではありませんね。スタッフの日頃の活動においても、私の考えが浸透し、実行されるように、厳しく迫っていきます。
さて、政策としては、今、「公益資本主義」について研究しています。「新しい価値によって世界に貢献する日本」を考えた時、何度かこのブログでも書いた「ソーシャルビジネス」や「パッケージ型インフラ輸出」の根っこになり得るのがこの考え方だと思います。
「会社は株主のためにある」という考えが、金融的な手法で短期的に会社の時価総額を上げる考えにつながり、研究開発や在庫が必要な産業ではなく、お金がお金を生み出すような金融への過度な偏重が生じている。その危険性を鋭き、日本が中心になり、社会への持続可能な貢献を最大化することが長期的に会社の利益にもつながる経済の仕組みを作ろうと提案しているのがベンチャーキャピタリストとして高名な原丈人氏です。
私は、この考え方に賛同します。そして、今、すさまじい勢いで外国勢力が投資や経済協力の機会を伺っているミャンマーにおいて、この仕組みが機能できるようにサポートしたいと思います。今月の訪問では、アウンサンスーチー氏をはじめとするミャンマーの民主化勢力、また、政府関係者に会う予定ですが、このテーマについては自分の能力を総動員して説明し、「日本をパートナーにする意義」について熱く語るつもりです。
実現したい政策は沢山ありますが、何よりも、新しい価値で世界に貢献できる日本をつくる政治家を目指し、努力を続けます。
写真下:根来寺周辺で活動する私。