阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

政策調査会で「国家政策部会」を担当します

2013年01月31日 22時15分09秒 | 政治

 28日から通常国会が始まりました。私は政策調査会の副会長(政調副会長)に任命され、外務・安全保障・内閣・財務金融・法務委員会を管轄する「国家政策部会」の部会長を務めています。昨日、今日は補正予算の内容について各省庁を読んでヒアリングをする機会を作りました。毎朝の役員会では、横浜市長だった中田宏政調会長代理を囲み、3人の政調副会長で議論を続けています。右でも左でもなく、前へ!あくまでも改革を志向する維新として、私たちのスタンスはどうあるべきか、それを実際にどのように政策や法案につなげていくか、真剣な話し合いを続けています。

 さて、防衛費が11年ぶりに増加する見込みです。抑止力としての防衛力強化は重要ですが、防衛力の基盤になる国力の増強は軍事力だけではありません。経済力も含めたハードパワーだけではなく、メッセージ発信力、仕事や国民性への信頼や好感度、また文化の魅力などソフトパワーも重要です。平和や民主主義への貢献も大きな抑止力になります。従って、防衛力の強化はそんなトータルの対応を行う視点が必要です。また、情報を収集し、分析するインテリジェンス機能も今とは違う次元に強化すべきです。私自身は敵国の攻撃兵器システムを無力化するサイバー戦への対応能力強化など、ハイテク戦争時代に応じた対応の強化が必要と考えています。どちらにしても、あらゆる角度から国家政策について議論して、議員立法も積極的に作っていきます。また、政権与党を目指す政党としての正しい理解を外国の政党やメディアに深めてもらうためにも、その拠点としての国際局の設立も目指します。