ご無沙汰してしまいましたが、皆さん、如何お過ごしでしょうか。
ドイツに住む妹が2人目の子供を出産したこともあり、10日ほど現地を訪ねていました。妹は環境工学の研究者で、ドイツ人のパイロットと結婚したこともあり、もう6年間、ドイツに住んでいるのです。
3歳になる最初の子供には、会うたびに警戒されるのが大変なショックでした。また、母も下の妹も、さらに父まで名前に「ちゃん」を付けたニックネームで呼ばせているのに、私だけが「おじさん」と呼ばれることも納得できません。従って、今回はドイツでの家庭生活に密着して過ごしました。絵本などを買い込んで歓心を買い、一緒に遊んだり幼稚園の送り迎えに行ったりして、子供とも打ち解けることができました。
それにしても、ハーフの子供が成長する過程はとても面白いですね。3歳になる最初の女の子は、70%ぐらいは白人の子供のような顔立ちで、最初に見た時は、妹が産んだ子供だとは信じられないほどでした。でも、日本について学ぶごとに、時おり見せる表情の中に日本的なものが増えていくようです。もっとも性格は、ドイツのお母さんに似ているようですが・・・。
2人目の子供は、「アジアの美しさを知る」女性に育つこと、そして、たぶん、妹がもう少し自分に似た子供になることを願って、美亜という名前をつけたのですが、生まれた時の顔立ちは最初の子以上に白人的なようです。まだ性格はわかりませんが、奥ゆかしさを感じるところなど、何となく私に似てくるような予感もしています。
今回、最初の子供が日本語とドイツ語を巧みに使い分けているのが印象的でした。妹夫婦は、将来、子供たちが日本、ドイツのどちらでも生きていくことができるように、かなり厳格に教育する方針のようなのです。大人になった時に、どちらを選択するのか。国政を目指す身としては、どうすれば、日本がより魅力的な国になれるのか、考えてしまいます。
ドイツの田舎町は本当に美しく、環境や文化に配慮しながら、人々が健康的に生活できるような空間を大切にする精神が人々に根づいています。しかし、ナチス時代の教訓で差別ばかりか競争までも過度に排除した政策の影響か、経済のダイナミズムはあまり感じられず、ドイツ語が話せない移民の増加が社会問題する一方で、優秀な人材が外国に流出する事態も問題になっています。一方で「強いドイツ」復活への期待が、右翼的な政治行動へと飛躍する危険も秘められているようです。
少ない若者が大勢の高齢者を支える社会構造が将来さらに進行する日本。移民政策の方向性が、この国の未来を決めると言っても過言ではありません。特に、知的労働に従事する、または目指しているアジアの人々にとって魅力的な国になれるかどうかは、日本社会のダイナミズムを生み出す最大の鍵だと思います。
自由競争を促進し、経済の活性化を図りながら、生きる喜びを創造するにはどうすれば良いのか。成功例、失敗例も併せ、ドイツの政策は日本にとってのモデル、そしてライバルになることでしょう。子供たちの成長を見守ると共に、その良い点を学び日本の政策にも反映させることも、重要な目的になりそうです。
さかぐち直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ
ドイツに住む妹が2人目の子供を出産したこともあり、10日ほど現地を訪ねていました。妹は環境工学の研究者で、ドイツ人のパイロットと結婚したこともあり、もう6年間、ドイツに住んでいるのです。
3歳になる最初の子供には、会うたびに警戒されるのが大変なショックでした。また、母も下の妹も、さらに父まで名前に「ちゃん」を付けたニックネームで呼ばせているのに、私だけが「おじさん」と呼ばれることも納得できません。従って、今回はドイツでの家庭生活に密着して過ごしました。絵本などを買い込んで歓心を買い、一緒に遊んだり幼稚園の送り迎えに行ったりして、子供とも打ち解けることができました。
それにしても、ハーフの子供が成長する過程はとても面白いですね。3歳になる最初の女の子は、70%ぐらいは白人の子供のような顔立ちで、最初に見た時は、妹が産んだ子供だとは信じられないほどでした。でも、日本について学ぶごとに、時おり見せる表情の中に日本的なものが増えていくようです。もっとも性格は、ドイツのお母さんに似ているようですが・・・。
2人目の子供は、「アジアの美しさを知る」女性に育つこと、そして、たぶん、妹がもう少し自分に似た子供になることを願って、美亜という名前をつけたのですが、生まれた時の顔立ちは最初の子以上に白人的なようです。まだ性格はわかりませんが、奥ゆかしさを感じるところなど、何となく私に似てくるような予感もしています。
今回、最初の子供が日本語とドイツ語を巧みに使い分けているのが印象的でした。妹夫婦は、将来、子供たちが日本、ドイツのどちらでも生きていくことができるように、かなり厳格に教育する方針のようなのです。大人になった時に、どちらを選択するのか。国政を目指す身としては、どうすれば、日本がより魅力的な国になれるのか、考えてしまいます。
ドイツの田舎町は本当に美しく、環境や文化に配慮しながら、人々が健康的に生活できるような空間を大切にする精神が人々に根づいています。しかし、ナチス時代の教訓で差別ばかりか競争までも過度に排除した政策の影響か、経済のダイナミズムはあまり感じられず、ドイツ語が話せない移民の増加が社会問題する一方で、優秀な人材が外国に流出する事態も問題になっています。一方で「強いドイツ」復活への期待が、右翼的な政治行動へと飛躍する危険も秘められているようです。
少ない若者が大勢の高齢者を支える社会構造が将来さらに進行する日本。移民政策の方向性が、この国の未来を決めると言っても過言ではありません。特に、知的労働に従事する、または目指しているアジアの人々にとって魅力的な国になれるかどうかは、日本社会のダイナミズムを生み出す最大の鍵だと思います。
自由競争を促進し、経済の活性化を図りながら、生きる喜びを創造するにはどうすれば良いのか。成功例、失敗例も併せ、ドイツの政策は日本にとってのモデル、そしてライバルになることでしょう。子供たちの成長を見守ると共に、その良い点を学び日本の政策にも反映させることも、重要な目的になりそうです。
さかぐち直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ
こんばんは。最近更新していなかったので、ちょっと心配してました。補欠選挙は大変&残念でしたが、ドイツでリフレッシュできたみたいでホント良かったですね。可愛い姪御さんたちの写真も、是非見てみたいです。
ありがとうございます。では写真をアップロードさせて頂きますね。妹に怒られるかもしれないので、その場合は消してしまいます。生まれたばかりの赤ちゃんの顔はハッキリ映っていませんが・・・。最初の子は、生まれた時はこんな感じだったのですが、すっかりお姉さんの顔になりました!!
http://homepage2.nifty.com/naoto1016/Emi1.jpg
ももりんさん、コメントありがとうございます。
「生きる喜びを感じる国」というのはとても大切なことですね。私は、人間の幸せは価値観や美意識などに基づく部分が大きいので、政治の役割は、人を幸せにするより「人々の不幸を取り除く」ことに主眼をおくべきと思っています。しかし、その結果が「生きる喜び」につながらなければ意味がありません。
子供たちにとって、一日の大半を過ごす世界である、学校でのいじめというのは、本当に深刻な問題だと思います。私の経験でも、政治的には上手くいっていない国の子供が、むしろ命を大切に生きている姿を感じることが多かったような気がします。反面、モノや情報が溢れる日本社会で、お互いをrespectすることを忘れ、殺伐とした人間関係が生み出されていることは、政治だけはなく、社会全体の問題だと思います。松井選手のメッセージ、素晴らしいですね。(彼もアンネ・フランクと同じく私と同じ6月12日生まれなんですよ!)子供たちに「生きる」ことの素晴らしさを伝える大人に、私自身もなりたいと思っています。
お姉さんのほうが確かに白人らしいところがありますが、目の表情が阪口さんによく似ていて、そのところが間違いなく日本人の血が入ってますね。性格にもきっとそのうちに日本人らしいところも現れてくるに違いありません。遺伝子は不思議なもので意外なところで影響が現れたりします。
私にもいろんな民族が混ざっていて、ウクライナ、ロシア、リトアニアが確実に入っています。でもそのほかにももっと昔の先祖の遺伝子にアジア人も入っていると思います。昔モンゴルからウクライナまでつづく草原を通ってアジア系の遊牧民がウクライナにも来てましたのでそれほど不思議なことではないと思います。中国に居たときに、ウイグル人に似ているとよく言われました。最近日本でもウイグル人が私の作っている陶器を見て、模様がウイグル人の模様にそっくりと言われました。私はただ意識せず好きで書いているだけですが、昔の先祖の遺伝子が影響していたとは自分でも驚きました。
ハーフの子供が丈夫で賢く美しくなると言われます。これからハーフや混血の人が増えて、民族による差別や憎しみ合いがなくなれば世の中は素晴らしい世界になると思います。
Nさん、こんにちは。素敵なコメントありがとうございます。
Nさんの中にあるかもしれない現在のウイグル人の遺伝子が、無意識のうちにNさんの美意識やスタイルに影響しているかもしれないなんて、何だかワクワクするような話ですね。ウクライナに行った時、特に女性が美しいことに驚きましたが、長い年月をかけていろんな民族の血が交じり合ったことがその要因になっていることを現地で強く感じました。
多くの民族の歴史が興亡した国は、その要因になった戦争が過去に多く行われたり、未だに紛争の潜在的要因を持っている国も多いと思います。例えばイラクやトルコのクルド人やレバノン人などもそうですが、民族の美しさと悲劇性が一体となっていることを思うと何だか複雑な思いに駆られます。
日本人も、実際には今の中国やロシア、東南アジアなど、ずっと昔のいろんな民族の血が少しずつ混じっているのでしょうけれど、白人の血がいきなり半分混じることは、過去の歴史の中ではあまりなかったことと思います。ハーフの子供に生まれることは、メリットもあれば、いろんな苦労もあると思いますが、「苦労の要因を少なくする」ことは政治の役割だと思います。
ありがとうございます。同じくドイツから帰国した父が、その後撮った写真を持って帰ってきたので、生まれた赤ちゃんも写っている新しい写真にしてみました。どんな子供に育っていくのか、このブログでも時々報告しますね。
ふたりとも本当にかわいいですね。おじさんとしても、とっても嬉しいことでしょうね。成長記録、私もぜひ見たいです!
another very cute niece you got there! Congratulation.
Best regards
Felix