北海道日本ハムファイターズが中日を圧倒して優勝。44年ぶりの日本一になりました。私は阪神以外のセ・リーグ球団が出場した時は、例外なくパ・リーグを応援するのですが、今回はひときわ熱心に日本ハムを応援しました。それは、何といっても「タイガース出身」新庄剛志の最後の舞台だったから。そして、ファイターズが地域と密着して盛り上がっている姿に感動したからです。札幌ドームの応援は本当にすごかったですね。ファンの大声援が選手にとっての絶大な力になることを、改めて感じました。札幌地区の最大瞬間視聴率73・5%という数字にも驚きました。
私は以前、イチローや松坂を観たくて東京ドームに日本ハムの試合を観に行ったことがあります。地域に根づいている感じでもなく、同じ本拠地の読売とのあまりの差に、いつも選手が気の毒に思えてなりませんでした。しかし札幌移転後、北海道の象徴として明るさ、そして感動をもたらしたファイターズが持つ「価値」は、遥かに大きなものになったように思います。
さて、1985年の優勝から2003年に再び優勝するまで18年を要したタイガースですが、一度だけ、優勝に大きく近づいたことがありました。それは1992年。新庄が鮮烈なデビューを飾った年でもあります。その年、私は会社を辞め、快進撃を続けるタイガースに後ろ髪を引かれながらも国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)の選挙スタッフとしてカンボジアに赴任。ベトナム国境地帯の秘境・ラタナキリ州で活動していました。毎日の活動を終えた後、短波ラジオでNHKニュースを聞いてはタイガースの勝敗に一喜一憂していましたが、そのうち、ラジオが壊れて何の情報も入らなくなりました。ペナントレースが終わって1ヶ月近くたった後、停戦監視員の自衛官の方からもらった新聞で優勝を逃したことを知った時は本当に力が抜けました。
まだ20歳だった新庄。10年以上はタイガースの中心打者、そして看板選手として活躍してくれると期待したのですが、彼の活躍は、期待と想像を遥かに超えた、全然違う方向にブレークしたのは誰もが知る通りです。いつも華のある笑顔でチームを鼓舞した新庄が最後は号泣。何だか出来すぎたドラマを観ているような究極のハッピーエンドでしたね。センターからのレーザービーム送球、そして、宇宙遊泳のようなスーパーキャッチ。さらに読売戦での敬遠球のサヨナラ打。私にとっての新庄の記憶は、何と言っても暗黒時代のタイガースをひとりで照らした太陽のような存在感でした。これからの活躍も、ずっと応援していきたいと思います。あ、自民党から参議院選挙に出るなんてことがない限りはね!
胴上げされる新庄剛志選手(毎日新聞HP記事より)
さかぐち直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ
私は以前、イチローや松坂を観たくて東京ドームに日本ハムの試合を観に行ったことがあります。地域に根づいている感じでもなく、同じ本拠地の読売とのあまりの差に、いつも選手が気の毒に思えてなりませんでした。しかし札幌移転後、北海道の象徴として明るさ、そして感動をもたらしたファイターズが持つ「価値」は、遥かに大きなものになったように思います。
さて、1985年の優勝から2003年に再び優勝するまで18年を要したタイガースですが、一度だけ、優勝に大きく近づいたことがありました。それは1992年。新庄が鮮烈なデビューを飾った年でもあります。その年、私は会社を辞め、快進撃を続けるタイガースに後ろ髪を引かれながらも国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)の選挙スタッフとしてカンボジアに赴任。ベトナム国境地帯の秘境・ラタナキリ州で活動していました。毎日の活動を終えた後、短波ラジオでNHKニュースを聞いてはタイガースの勝敗に一喜一憂していましたが、そのうち、ラジオが壊れて何の情報も入らなくなりました。ペナントレースが終わって1ヶ月近くたった後、停戦監視員の自衛官の方からもらった新聞で優勝を逃したことを知った時は本当に力が抜けました。
まだ20歳だった新庄。10年以上はタイガースの中心打者、そして看板選手として活躍してくれると期待したのですが、彼の活躍は、期待と想像を遥かに超えた、全然違う方向にブレークしたのは誰もが知る通りです。いつも華のある笑顔でチームを鼓舞した新庄が最後は号泣。何だか出来すぎたドラマを観ているような究極のハッピーエンドでしたね。センターからのレーザービーム送球、そして、宇宙遊泳のようなスーパーキャッチ。さらに読売戦での敬遠球のサヨナラ打。私にとっての新庄の記憶は、何と言っても暗黒時代のタイガースをひとりで照らした太陽のような存在感でした。これからの活躍も、ずっと応援していきたいと思います。あ、自民党から参議院選挙に出るなんてことがない限りはね!
胴上げされる新庄剛志選手(毎日新聞HP記事より)
さかぐち直人政治活動ホームページ
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新庄が来たことで北海道のイメージさえも変えてしまったような気がしますね。こんなスポーツ選手って過去にいたかな。時代を象徴するスーパースターですね。新しい人生でもサプライズを沢山見せて欲しいな。
息子達がまだ学童野球チームにいた頃、チームの監督やコーチが絶対に子供たちにマネをしてほしくない選手の代表が新庄選手でした。
子供たちにも絶大な人気のあった新庄選手。外野の子たちは、フライが上がるとみんなが新庄選手のようにジャンピングキャッチを試みたものです。
するとそれを見ているコーチたちは、「コラ! 新庄のマネなんかするんじゃね~!」
中学生になると子供たちにもオシャレ心が芽生えてきます。中には派手な色つきのリストバンドをつける選手も出てきます。
するとここでもまた、「コラ! 新庄のマネなんかするんじゃね~!」
これほど学童野球や中学野球の指導者から煙たがれるプロ野球選手も珍しいものです。それは野球の教科書には書いていないことばかりをするからなのでしょう。
しかし新庄選手ほど、プロに徹した選手を私は知りません。
プロは“見せてナンボ”“お客さんを呼べてナンボ”の世界です。その意味では新庄選手はまさにプロ中のプロでしょう。
札幌ドームを満員にし、中日の川上をして「札幌ドームの日ハム戦は、まるで甲子園でタイガースと闘っているようなもの」と言わしめさせたのも、新庄あってのものです。
よく「記憶に残る選手」「記録に残る選手」という言い方をしますが、新庄はまさに“記憶”の選手。記憶の中の新庄選手は後世に名を残すどころか、不世出と言っても過言ではないでしょう。
“記録”の方は、数字だけを見れば?????ですが…。
それにしてもプロの世界は厳しきもの。
新庄選手のように、全国民に惜しまれながら引退する選手もいれば、ひとしれず球団や球界を去る選手がいるのもまたこの世界。
日本ハム日本一の陰に、同じその球団からある投手の戦力外通告の記事が、新聞のほんの片隅に載っていました。
横山道哉投手。かつて我がベイスターズに在籍していた頃は大魔人ならぬ小魔人と呼ばれ、ポスト佐々木投手としてその将来を嘱望されていた投手です。その後日ハムに移籍し、パ・リーグの最優秀救援投手にもなりました。ところが……
しかしそれでもやはりプロ野球選手はほとんどの球児には憧れの的。
我が家でも横浜か阪神のスカウトが接触してくる日を一日千秋の思いで待っています(笑)
阪口さん、来年のドラフト会議では下位でも結構ですので、タイガースからの指名をよろしくお願いいたします。
でもやっぱり、本日ご一緒させていただいた早慶戦を見る限り大学野球も魅力ですね。
ハンカチ王子と投げ合う日が来るのかな~(今は高校野球もオフシーズン。この次期、父はひたすら妄想に耽るのです)。
新庄の素晴らしさは、何と言っても、誰もやらなかった新しい発想を球界に持ち込んだこと。スポーツを教育的視点で捉える学生野球の視点と、ファンの喜ぶパフォーマンスを次から次へと実行する新庄の考え方は180度違います。活躍できなかった時の批判を恐れず、この壁を最初に破った功績は大きいです。
その場をパッと明るくする人は、幸運も運んでくるのでしょうね。今回の日本ハムの闘いぶりを観て改めて感じました。
でも、あの躍動感あるプレーがもう観られないのは残念です。
それはなんと言っても世界バレーの全日本女子チームの活躍です。スポーツは野球だけではなかった・・・! まさにそのことを実感する日々でした。
とりわけセルビアモンテネグロ戦で、2セットを先取されながらの逆転勝利は、高校野球でいうなら7回コールド負け寸前からの大逆転にも等しいものでしょう。それはまさに阪神タイガースのnever surrenderにも匹敵する敢闘精神とも言えるものでしょう。
そしてまた、全日本女子チームは監督を中心としたチームとしての素晴らしさもさることながら、個々の選手達にもとても魅力を感じてしまいます。男の目から見るとかおる姫の妖精のような美しさに目がいってしまいますが、なんといっても世界最小最強セッターの竹下には感動させられてしまいます。身長159cmという恵まれない体格でありながらの活躍は、身長に悩む多くのスポーツ選手に勇気を与えることでしょう。バレーは身長じゃない! 野球の投手だってそうだ! と思わず叫びたくなります。
なんだか「春の高校バレー」が楽しみな今日この頃です。
追記:またしても野球の話しになりますが、松坂や井川までがアメリカに行ってしまった後の抜け殻のような日本のプロ野球、どうなってしまうのでしょう。阪口さんのことですので、松坂や井川の応援のため、アメリカまで行ってしまいそうですが・・・
世界バレーでの日本女子チーム、頑張っていますね。タレントを使った演出はどうも好きになれませんが、しかし、選手が躍動し、ボールに喰らいつく姿には、思わず釘付けになって観てしまうような魅力がありますね。
さて、松坂投手のレッドソックス入りが決まりました。60億の移籍金とはビックリですが、メジャーリーグの中では、私が一番好きな球団なので嬉しい限りです。熱狂的なファン、そして「悪の帝国」ヤンキースへの徹底した憎しみとライバル心は、まるで米国版阪神タイガースを観ているようで、燃えますね。ヤンキースに真っ向から立ち向かい、強打者を捻じ伏せる快投を期待しましょう!