赤い椅子

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昨日の歌会から・・・

2007-09-11 20:36:36 | ノンジャンル
10日、大阪支社の歌会でした。
私用があったり、健康上の理由から欠席者が多く8名という
淋しい会でしたが、楽しく勉強をしました。

『擬宝珠にそばえていたる立揚羽石垣に来て羽で息する』 吹上勝治
好日9月号「九月選集」で本土編集委員が取り上げた歌です。
擬宝珠・・・で意見が分かれました。
花だという人(mamaGON) 三条大橋の擬宝珠だという人(こちらのほうが多数)・・・
編集委員はどちらと読んでこの歌を取ったのかしら・・・という話になりました。
どうなんでしょうか、シャドーさん?
ちなみに作者は欄干の擬宝珠だそうですが・・・



三条大橋の擬宝珠です(ヤフーから画像をお借りしました)

・・・擬宝珠とは伝統的な建築物の装飾で橋や神社、寺院の階段、
回廊の高欄(手すり、欄干)の柱の上に設けられている飾りである。
ネギの花に似ていることから「葱台(そうだい)」とも呼ばれる。・・・



こちらは花の擬宝珠。(季節の花300さんから画像をお借りしました)
この花の蕾と似ているから擬宝珠という名になったそうです。
花の方が先です。

この歌の場合は擬宝珠がどちらでも通用するいい歌だと落ち着きましたが・・・
立揚羽の固有名詞が効いている、黒揚羽などだと色が目立ちすぎる、
揚羽の羽と羽で息するの羽のだぶりが目立つ・・・という意見も。

たくさんの意見を聞かせてください。
コメント (2)
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