博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『絶代双驕』第7巻

2008年12月26日 | 小説
古龍著・川合章子訳『マーベラス・ツインズ契 第4巻 貴公子の涙』(コーエーGAMECITY文庫、2008年12月)

こちらは昨日のクリスマスの日に韓国人の同学が金庸ファンであることが判明し、大いに盛り上がってましたが、皆様はどんなクリスマスを過ごされたのでしょうか(^^;) その同学曰く、韓国では『射英雄伝』が『英雄門』となっているなどタイトルが異なっているものがあり、また現在は翻訳本が手に入らないということです。(何か権利上の問題があったのでしょうか)

その同学に手元に届いたばかりの日本語版の『鹿鼎記』を見せたのですが、さすがに『マーベラス・ツインズ』は恥ずかしすぎて見せられませんでした(^^;)

で、その『マーベラス・ツインズ』であります。

ようやく正ヒロインの片割れの蘇桜が登場。ドラマ版『プライド』でも登場したキャラですが、原作では十二星相の魏無牙の養女という設定だったんですね。同じく新登場の白夫人もいかにも古龍キャラという感じです。

で、最後に花無欠が行方不明となって続きが気になるところですが、次回刊行予告を見ますと、何か続きは来年2月以降にケータイで配信とか書いてあるんですけど。しかもタイトルは『マーベラス・ツインズ絆』とますます恥ずかしいものに変更されてます。

今までCDドラマ化、タイトル変更、コミック化と、まさに古龍作品の展開のごとく常に我々の想像の斜め上を行っていたこのシリーズですが、ケータイ小説化という展開はさすがに予想できませんでした…… さすがにそこまで付き合いきれないよ!これはもう大人の読者は中文版を読めという天のお達しでしょうか。
コメント
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