博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

今月の古装篇

2008年12月09日 | 中国歴史ドラマ
今月20日前後まで忙しくなると言いながら、それと帳尻を合わすかのように大学院の講義の方が先週あたりからバタバタと終了していってます。大学院は授業が始まるのが遅かったのですが、終わるのも早いのね…… まあ、よくよく考えてみれば日本の大学院も似たようなもんですが。

で、先月末から今月にかけて見ていた(もしくは見ている)古装篇です。

『鹿鼎記』
『鹿鼎記』と言っても黄暁明版ではなく、10年ぐらい前に香港で制作された陳小春主演版です。断片的にしか見てないのですが、メインキャラ以外は辮髪の頭頂部を剃ってないあたり時代を感じます(^^;) 陳小春の韋小宝もイマイチ。黄暁明の方がずっと良いです。

『精武陳真』
こちらも陳小春主演。主題歌が広東語なのを見ると香港製のドラマなんでしょうか。ストーリーの方は霍元甲の死後精武門が解散し、陳真が霍元甲の遺児とともに身元を隠してとある拳法道場の厄介になっているという、『るろうに剣心』みたいな設定になってます。当然のごとく日本人が敵となっているわけですが、一番の使い手が柳生の子孫だったりします(^^;) 陳小春は韋小宝みたいな口から先に生まれたような役より、こういう朴訥な役の方が合っている気がしますね。

『漢武大帝』
昼飯時の再放送で鑑賞。呉楚七国の乱から話が始まり、第17話あたりでようやく武帝が即位しました。しかし主演の陳宝国が出るのはまだ先のようで、武帝は若手の俳優が演じています。3年ほど前のCCTVの正月ドラマだけあって、さすがに安定して面白く見れますね。

『劉少奇故事』
現在CCTVで放映中。何というか、こんなドラマが制作されるなんて時代は変わりましたね(^^;) 無論劉少奇が肯定的に描かれていますが、1949年の解放前夜から1961年までが舞台と言うことで肝心の劉少奇の最期はボカされそうですが……
コメント (2)
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