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博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『機器侠』

2009年11月15日 | 映画
『機器侠』

劉鎮偉(ジェフ・ラウ)監督作品。舞台は2046年の中国。片田舎で警察官を務める徐大春(胡軍)のもとに突然ロボット警官のK1(方力申)が配属されることに。自分以上に仕事が出来るうえ、部下で片思いの相手素梅(孫儷)の心をつかんだとあって、K1に対して冷静になれない徐大春。しかしK1は人間と恋愛関係になることを禁じられており……

中盤ではこの徐大春とK1がタッグを組み、人間に対して反旗を翻したロボット警官K88(呉京)と戦うことに。ラスボスとの戦いを中盤に持ってきてこの後どうするつもりなのかと思いきや、本当の戦いはここからなのでありました。

以下の展開はネタバレ防止につき省略。ごくごく大雑把にまとめると「強敵」と書いて「とも」と読むとか、要するにそういう展開です(^^;) しかし終盤の一連のバトルは人を笑い死にさせたいのかと…… お陰様で久々に壮大なスケールのバカ映画を見たなという満足感に浸ることができました。これは日本で公開されてもいいレベルだと思います。

あと、ロボット警官の研究所で梁山伯と祝英台の話をイメージしたと思われるステンドグラスが出て来るのですが、これが象徴しているのはK1の素梅に対する愛……ではなく、ひょっとしてK1の徐大春への愛?と思ってしまったのは、私の目が腐ってるからでしょうか(^^;)
コメント (3)
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