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博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

音像品店と『近代日本人中国遊記』シリーズ

2009年11月22日 | 留学
今日気温が割と高めだったので、久し振りに街中に出てみました。で、いつも行ってる音像品店で『倚天屠龍記』のDVDでも物色しようと思ったら、店が丸ごときれいさっぱり無くなってたorz 割と古装の新作を取り揃えていて便利な店だったんですが。でもそう言えば、そこの店で自分以外の客が品物を買ってる所を見たことなかったよなあとしみじみ……

ついでに本屋を物色して中華書局の『近代日本人中国遊記』シリーズ、吉川幸次郎『我的留学記』と徳富蘇峰『中国漫遊記 七十八日遊記』を購入。

吉川幸次郎『我的留学記』には倒壊する直前の雷峰塔の写真が載ってます。1923年、著者が20歳の時に見物したそうですが、パッと見、西夏王陵を思わせるタケノコ型の遺跡という感じで、失われた古代王国の墳墓とか言われても信じちゃうと思います(^^;) 本文によるとこの時既に塔の表層は失われ、灰褐色のレンガがむき出しになっていたとのことですが。

徳富蘇峰の方は夏に行った山海関とか秦皇島の写真が載ってます。他ならぬ長春に関する記述もありますね。
コメント (4)
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