goo blog サービス終了のお知らせ 

博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『魔幻手機』その7(完)

2010年06月04日 | 中国科幻ドラマ
『魔幻手機』第37~最終42話まで見ました。

牛魔王の「長生不老丸」づくりに協力させられるハメになった游所為ですが、心中では彼の悪事を阻止しようと虎視眈々と機会を窺ってます。しかし小千はそんな游所為の苦衷を知らず、彼を裏切り者と見なします。(まあ、前科もあるしな……)

で、単身牛魔王・游所為・黄眉大王(こいつも游所為の言うがまま牛魔王に協力させられてます。)に戦いを挑みますが、牛魔王に傻妞を奪われ、破壊されてしまいます。しかし本体に過度の衝撃を与えたことで傻妞が復活。小千は再び「飛人」としての能力を手に入れます。

「長生不老丸」の成分を調べる小千と傻妞ですが、一粒をつくるのに多量の樹木を伐採して樹液を採取したり、何やら地中から養分を吸い取っていたりと、かなりの度合いで地球にやさしくないシロモノであることが判明。おまけに傻妞がやって来た2060年の世界では最近群発地震に見舞われているのですが、その原因が牛魔王による「長生不老丸」製造ではないかと気付きます。

地球の環境を守るため、小千と傻妞は牛魔王に戦いを挑みます。ここに至って游所為らも牛魔王に反旗を翻し、皆で協力して元の時代に送還することに成功しますが、「長生不老丸」原料の採掘場である地中奥深くに爆薬が仕掛けられていることが判明。これが爆発すれば地球は破滅ということで、小千と傻妞は爆薬を取り除くべく地中に潜り込みますが……

ということで『魔幻手機』もいよいよ完結。最後は時流に合わせたのかエコロジーを強調したような展開になってました。で、最終回まで見た感想としては……

○游所為は前作『宝蓮灯』の二郎神と同じく、何がしたいのかよく分からないだめんず迷走キャラだった。
○孫悟空は最後までほとんど役に立たず、おまけに猪八戒に比べて出番も多いわけではなく、友情出演キャラと化していた。
○タイムスリップ物らしい趣向があまり無いなあと思ってたら、帳尻を合わせるかのように終盤になっていくつか出て来た。

といったところでしょうか(^^;) 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする