博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『宮』その6

2011年11月02日 | 中国歴史ドラマ
『宮』第28~31話まで見ました。

お互い未来人であると告白しあったことにより、良妃は晴川に心を開き、晴れて八阿哥との結婚も認められます。幸せに浮かれる八阿哥と晴川ですが、ここで十三阿哥がまた良からぬ企みを…… 街中で晴川と瓜二つの花影(主演の楊冪が1人2役で演じてます)と出会った彼は、晴川を誘拐して花影とすり替わらせます。そしてこの花影をスパイに仕立て上げ、彼女を使って八阿哥に関する情報を仕入れ、八阿哥を陥れることに。八阿哥や周囲の人間もまさか晴川が偽物であると気付かず、滞りなく2人の結婚式が終了してしまいます。この手のドラマはネタに詰まるとそっくりさんネタを出してくるよなあ……

で、八阿哥が康熙帝と太廟での祭祀に出掛けると知り、この機会に父帝をも亡き者にして四阿哥を新帝に擁立しようとしますが、なぜか襲撃計画は筒抜けで、十三阿哥は謀反人として捕らえられることに。……実は花影が裏切って康熙帝に密告していたのでした(^^;) 彼女からしたら、十三阿哥のスパイとして人に使われ続けるよりも、このまま八阿哥の妻になりすました方がずっといいじゃんというわけです。

登場以来何をやっても裏目に出続ける十三阿哥ですが、(実際、晴川からも「あんたは何をやってもうまくいかないよ」と宣告される始末……)見てるこっちからしたらm9(^Д^)プギャーという感想しか出て来ないわけですが。

十三阿哥の計らいで釈放され、宮廷に戻った晴川ですが、当の花影は本物のはずの晴川を偽物扱い。しかし結婚以来新妻に違和感を抱き続けてきた八阿哥の尽力により花影の正体が暴かれ、晴川は晴れて八阿哥の福晋(正妻)として宮廷に復帰。

ここで一件落着かと思いきや、いきなり良妃が「あと3日で元の世界へのタイムスリップが可能になる九連星珠(天の9つ星が円形状に連なる)の日がやって来るよ!この機会を逃すと14年後まで現代に戻れないからね!」とか言い始めますw 21世紀の世界に戻る決意を固める良妃に対して、晴川は清代に残留して八阿哥が失脚して命を落とすその日まで彼と添い遂げることを決心。そして良妃が宮廷から姿を消し、悲嘆に暮れる八阿哥と康熙帝……

その後、良妃と入れ替わるように十四阿哥が都へと帰還。しかしうっかり街中で出会った素言に惚れてしまい、その素言が自らの願望をかなえて同母兄の四阿哥の側室となったのを知ると、登場した途端に涙目状態となり……

ということで、物語も終盤になってようやく十四阿哥が登場しましたが、今まで出て来たどの皇子よりも性格が良くて好感が持てます(^^;)
コメント
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