『民初奇人伝』第11~15話まで見ました。

華民初は花谷が生まれ育った千手行の拠点である千陽坊に足を運び、花谷の師父で「千手之主」である蘭庭と対面。アメリカ行きを取りやめて天津から引き返してきた鍾瑶&爵爺、更には金綉娘や八仙らも千手行の拠点である千陽坊に到来し、民初らと合流します。期日を決めて薛将軍の遺訓が公表されることになったということで、遺訓の持ち主薛楓茗もここで匿われることに。千陽坊はパッと見は福建の土楼っぽいですが、建材は西南らしく竹です。
華民初は希水とともに、同じく昆明近辺にある易陽行の根拠地三野坡へと向かいます。こちらは地下迷宮のようになっています。希水の師で前任の「易陽之主」である柳軽は民初の母方の叔母にあたるはずですが、民初の父華諭之が姉をたぶらかし、死を招いたということで、その憎しみが民初にぶつけられ、「十行者絵巻」も奪われてしまいます。「師父、師哥はとってもいい人なのよ!」と訴える希水に対し、「私の姉も華諭之のことをそう言っていたわ!」というやりとりには笑ってしまいましたが (^_^;)
その後鍾瑶も三野坡へと足を運びます。彼女はどうやら華諭之が実は生きているのではないかという疑念を抱いているようで、それで蘭庭や柳軽に当時の話を聞き出そうとしたわけですが、華諭之と柳煙との因縁には他ならぬ鍾瑶の母で前任の「諦聴之主」である邵郁も関係しているようで、華諭之を愛していた邵郁が姉を死に追いやったのだと責められます。更には鍾瑶が現任の「諦聴之主」六耳先生であることを民初に知られてしまい、今までそんな重要な事実を知らされてこなかったということで、民初は彼女を不信の目で見るようになります。
そして千陽坊には薛楓茗の身柄を狙い、南方の軍司令である丁天賜の手勢が襲撃。薛楓茗と親しい旅長の楊照山の助けを借りて撃退しますが、蘭庭が射殺されてしまいます。民初は「外八行」内部に裏切り者がいるのではないかと疑い、鍾瑶もその容疑者として金綉娘らとともに広州へと向かわせます。しかしその実裏切り者は蘭庭の妹弟子、そして花谷と爵爺との仲に嫉妬していた蘭庭の一番弟子なのでした。

方遠極は北方政府の軍部から追われた後、南方政府の丁天賜のもとに身を投じていましたが、希水の師兄である羲和と結託し、無敵の肉体を手に入れます(その後羲和も彼によって殺害)。そして丁天賜とともに三野坡を襲撃、柳軽ら易陽行を全滅させ、希水と「十行者絵巻」を人質にとり、民初に薛楓茗と薛将軍の遺訓の引き渡しを要求。
というあたりで次回へ。嫌な野郎がラスボスという武侠の法則に従えば、方遠極が本作のラスボスということになるんでしょうか……?

華民初は花谷が生まれ育った千手行の拠点である千陽坊に足を運び、花谷の師父で「千手之主」である蘭庭と対面。アメリカ行きを取りやめて天津から引き返してきた鍾瑶&爵爺、更には金綉娘や八仙らも千手行の拠点である千陽坊に到来し、民初らと合流します。期日を決めて薛将軍の遺訓が公表されることになったということで、遺訓の持ち主薛楓茗もここで匿われることに。千陽坊はパッと見は福建の土楼っぽいですが、建材は西南らしく竹です。
華民初は希水とともに、同じく昆明近辺にある易陽行の根拠地三野坡へと向かいます。こちらは地下迷宮のようになっています。希水の師で前任の「易陽之主」である柳軽は民初の母方の叔母にあたるはずですが、民初の父華諭之が姉をたぶらかし、死を招いたということで、その憎しみが民初にぶつけられ、「十行者絵巻」も奪われてしまいます。「師父、師哥はとってもいい人なのよ!」と訴える希水に対し、「私の姉も華諭之のことをそう言っていたわ!」というやりとりには笑ってしまいましたが (^_^;)
その後鍾瑶も三野坡へと足を運びます。彼女はどうやら華諭之が実は生きているのではないかという疑念を抱いているようで、それで蘭庭や柳軽に当時の話を聞き出そうとしたわけですが、華諭之と柳煙との因縁には他ならぬ鍾瑶の母で前任の「諦聴之主」である邵郁も関係しているようで、華諭之を愛していた邵郁が姉を死に追いやったのだと責められます。更には鍾瑶が現任の「諦聴之主」六耳先生であることを民初に知られてしまい、今までそんな重要な事実を知らされてこなかったということで、民初は彼女を不信の目で見るようになります。
そして千陽坊には薛楓茗の身柄を狙い、南方の軍司令である丁天賜の手勢が襲撃。薛楓茗と親しい旅長の楊照山の助けを借りて撃退しますが、蘭庭が射殺されてしまいます。民初は「外八行」内部に裏切り者がいるのではないかと疑い、鍾瑶もその容疑者として金綉娘らとともに広州へと向かわせます。しかしその実裏切り者は蘭庭の妹弟子、そして花谷と爵爺との仲に嫉妬していた蘭庭の一番弟子なのでした。

方遠極は北方政府の軍部から追われた後、南方政府の丁天賜のもとに身を投じていましたが、希水の師兄である羲和と結託し、無敵の肉体を手に入れます(その後羲和も彼によって殺害)。そして丁天賜とともに三野坡を襲撃、柳軽ら易陽行を全滅させ、希水と「十行者絵巻」を人質にとり、民初に薛楓茗と薛将軍の遺訓の引き渡しを要求。
というあたりで次回へ。嫌な野郎がラスボスという武侠の法則に従えば、方遠極が本作のラスボスということになるんでしょうか……?