先日の旅行で買った本をメモっておきます。
馮勝君『郭店簡与上博簡対比研究』(線装書局、2008年7月印刷)
劉『古文字考釈叢稿』(岳麓書社、2005年7月)
ともに吉大関係者の本。『郭店簡与上博簡対比研究』は実際に出たのは今年に入ってからのようですが……
何清谷『三輔黄図校注』(三秦出版社、2006年1月)
中国社会科学院考古研究所編『西安礼制建築遺址』(文物出版社、2003年12月)
両方とも今書いてる論文に必要なので買ってみた。
黄懐信等撰『逸周書彙校集注』(修訂本)(上海古籍出版社、2007年3月)
実は修訂本じゃないのは持ってます。正直どこがどう修訂されているのかはよく分かりません。この手の修訂本は単に前の版を新装して出しただけではないかという噂も(^^;)
許進雄『簡明中国文字学』(修訂版)(中華書局、2009年2月)
許進雄『文物小講』(中国人民大学出版社、2008年1月)
前に同じ著者の『中国古代社会 文字与人類学的透視』を読んで面白かったので買ってみた。
宋鎮豪『夏商社会生活史』(増訂版)(中国社会科学出版社、2005年10月)
この本はまず増訂版ではない元の『夏商社会生活史』が書かれ、その後それを使い回して増訂したうえで別の出版社から『中国風俗通史 夏商巻』が出版され、本書は更にそれを使い回して図版などを追加したもの。『中国風俗通史 夏商巻』は持っているのですが、図版が増えている分こちらの方が読みやすいので購入。
許倬雲『求古編』(新星出版社、2006年10月)
許倬雲氏の昔の論文の中で概説的なものをまとめた書。同氏は日本では『西周史』などの著作で知られますが、中華圏ではどちらかと言うと歴史エッセイストとして知られているらしく、その手の本が近年大陸で続々と出版されてます。
李零『鑠古鋳今 考古発現和復古芸術』(生活・読書・新知三聯書店、2007年8月)
宋代の殷周青銅器に似せて造った玉器など、各時代の考古発見と「復古芸術」との関連について論じた書。
馬衡『中国金石学概論』(時代文芸出版社、2009年10月)
馬衡は民国期の頃の金石学の泰斗。本書は元々北京大学での金石学の講義をまとめたものということですが、今回の版では内容に関係する図版をオールカラーで収録しています。その力業に惚れて購入。
以下は何となく買ってみたもの。
楊泓・鄭岩『中国美術考古学概論』(中国社会科学出版社、2008年2月)
孫慶偉『周代用玉制度研究』(上海古籍出版社、2008年8月)
馮勝君『郭店簡与上博簡対比研究』(線装書局、2008年7月印刷)
劉『古文字考釈叢稿』(岳麓書社、2005年7月)
ともに吉大関係者の本。『郭店簡与上博簡対比研究』は実際に出たのは今年に入ってからのようですが……
何清谷『三輔黄図校注』(三秦出版社、2006年1月)
中国社会科学院考古研究所編『西安礼制建築遺址』(文物出版社、2003年12月)
両方とも今書いてる論文に必要なので買ってみた。
黄懐信等撰『逸周書彙校集注』(修訂本)(上海古籍出版社、2007年3月)
実は修訂本じゃないのは持ってます。正直どこがどう修訂されているのかはよく分かりません。この手の修訂本は単に前の版を新装して出しただけではないかという噂も(^^;)
許進雄『簡明中国文字学』(修訂版)(中華書局、2009年2月)
許進雄『文物小講』(中国人民大学出版社、2008年1月)
前に同じ著者の『中国古代社会 文字与人類学的透視』を読んで面白かったので買ってみた。
宋鎮豪『夏商社会生活史』(増訂版)(中国社会科学出版社、2005年10月)
この本はまず増訂版ではない元の『夏商社会生活史』が書かれ、その後それを使い回して増訂したうえで別の出版社から『中国風俗通史 夏商巻』が出版され、本書は更にそれを使い回して図版などを追加したもの。『中国風俗通史 夏商巻』は持っているのですが、図版が増えている分こちらの方が読みやすいので購入。
許倬雲『求古編』(新星出版社、2006年10月)
許倬雲氏の昔の論文の中で概説的なものをまとめた書。同氏は日本では『西周史』などの著作で知られますが、中華圏ではどちらかと言うと歴史エッセイストとして知られているらしく、その手の本が近年大陸で続々と出版されてます。
李零『鑠古鋳今 考古発現和復古芸術』(生活・読書・新知三聯書店、2007年8月)
宋代の殷周青銅器に似せて造った玉器など、各時代の考古発見と「復古芸術」との関連について論じた書。
馬衡『中国金石学概論』(時代文芸出版社、2009年10月)
馬衡は民国期の頃の金石学の泰斗。本書は元々北京大学での金石学の講義をまとめたものということですが、今回の版では内容に関係する図版をオールカラーで収録しています。その力業に惚れて購入。
以下は何となく買ってみたもの。
楊泓・鄭岩『中国美術考古学概論』(中国社会科学出版社、2008年2月)
孫慶偉『周代用玉制度研究』(上海古籍出版社、2008年8月)
そもそも素人ですが、
アマチュアとして古代史が好きで、
近代生活史を手がけるわたしとしては、
面白そうに見えますね~(笑
台北故宮見ても、宋代以降のものに、
「生活」文物多いじゃないですか、
陶磁器みても、唐三彩とか明器ですし。
しかし、漢の緑釉以前から、陶器はあったし、
それなりの「生活」もおましたでしょう。
最近、比較的夏商代の器なんかも見る機会増えてますし、
読んでみたい気もします。
しかし、いっぺん、ローマ帝国期のローマ庶民の暮らし、
という短い記事みて、あの偉大な帝国の生活とは感じられず、
なんか割譲前の香港島の豚、みたいなイメージを持ちました。
ちょっと酷く言い過ぎたかな。
このへん、「人間」とはなにか、「生活」「人生」とは、
とか、地理学や歷史學で、ちょっと追うてみたいです。
ながながすみません(^^;
許倬雲氏のエッセイ>
おもしろそうですね、肩が凝らない中文エッセイなら、
公館の大陸書の本屋で探してみようかな?
『夏商社会生活史』は考古発掘と甲骨文が主要材料で、どっちかと言うと当時の王侯貴族の社会生活史みたいな感じになってます(^^;) やっぱりこのぐらいの時代で庶民の生活と言われても史料の制約からしんどいもんがありますね……
許倬雲氏は元々台湾の人なので、台湾の普通の本屋でも同氏の本が出てると思いますよ。大陸で出ているのは台湾で出版された本を簡体字に直したものです。