博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『トキメキ!弘文学院』その7

2015年02月07日 | 武侠ドラマ
『トキメキ!弘文学院』(原題『犀利仁師』)第29~33話まで見ました。

「梁山伯と祝英台」の公演が近づく中、旧勢力の首魁公孫毅の命によって覆面をした路不凡が東方婉児を襲撃するも、柳傲天によって阻まれたうえ、20年前に自分を襲ったのも同じ人物ではないかと東方婉児に感づかれます。このあたり公孫毅がなぜわざわざ足が着くようなことをさせるのか理解に苦しみます。というか公孫毅さんはアホなのではないかという疑惑が…… 旧勢力が武則天に押さえ込まれているのも残念でもなく当然ということなのかもしれません。

そして柳傲天宅の風呂で刀傷の療養している東方婉児を路雲霏に見られてしまいますが、彼女と二人っきりになってキスで何となく誤魔化してしまう柳傲天。強いリア充力を感じます。一方の聶文星は路雲霏への態度なんかを見てると何となくDT臭が漂っていますね。

一方、学院では公演一日前のリハーサル中に、祝英台役の慕容月に嫉妬した劉瑶瑶が彼女を傷つけようと舞台装置を落下させ、彼女をかばった梁山伯役の呉天宝が負傷するなどのトラブルが続発。范大同が天宝の代役となりますが、台詞も碌に出てこない彼に愛想を尽かして公演直前に慕容月が降板。ここで范大同が「僕の祝英台は君じゃない」と心の中で述懐してますが、范大同の心はすっかり小月から離れてしまったようです。

そして急遽祝英台役に抜擢された「大同の祝英台」こと宋文文の好演により、公演は好評のうちに終了。女性なのに男装して学院に潜り込んでる宋文文はリアルで祝英台状態なわけですが、「祝英台は女に戻れたから羨ましい」という彼女の心の声のように、宋文文は今のところ正体を明かせない状態なんですよね…… で、このあたりから柳傲天と聶文星との間に友情が芽ばえはじめ、聶文星の考え方とか性格が少しずつ変わっていきます。

その聶文星、宋文文が罪人の子で女性であることを知ってしまいますが、かつての柳傲天と同じく即刻退学と、性別を偽って入学した罪に問われないよう長安からの逃亡を命じます。実は宋文文の父親は柳傲天の父柳原がかつて罪に問われた時に弁護し、自分も流罪に処されたといういきさつがあったのでした。そして柳原と若い頃の東方婉児が恋仲で、幼少の頃の傲天の母親がわりだった(傲天の母親は出産時に亡くなった模様)という事情も明らかに。路不凡はその柳原が罪に問われたいきさつにも関わっているようですが……?

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