博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『太王四神記』第22話

2008年05月06日 | 韓国歴史ドラマ
荷(キハ)は談徳(タムドク)の血を受け継ぐ男児を出産したものの、その男児の心臓を狙う大長老が出現。史亮(サリャン)は密かに秀芝妮(スジニ)に男児を託して逃亡させます。

その頃、契丹の虎凱(ホゲ)の陣では反乱が勃発し、虎凱はわずかな部下を引き連れて逃亡。まさに談徳の思うツボですね…… 談徳はその虎凱を追い詰めて一騎打ちに持ち込みます。この場面で談徳らが虎凱を追って来た契丹の兵を口封じのために皆殺しにしているんですが、こんなあまりにあまりな展開にしてしまっていいんでしょうか(^^;) 

一騎打ちに敗れ、談徳から追放処分を言い渡された虎凱。「そうまでして王になりたかったのか?」という談徳の問いに対し、「王になりたかったのではない。ただお前に復讐したかっただけだ」という迷台詞を吐露したうえ、談徳が背を見せてその場から立ち去ろうとする瞬間に剣を投げつけるという往生際の悪さを披露。ダメだ!こいつドンドンと小物になっていってるよ……(-_-;)

で、主武峙(チュムチ)が談徳を庇って剣が胸に刺さりますが、その時に虎凱の懐にあった白虎の神器が反応を示し、主武峙の傷を治癒。どうやら白虎の神器の守り主はコイツだったようです。何か、「今更新キャラ出すのもナンだし、もうこいつが白虎ということでええやん」という制作側の適当さが透けて見えてくるようなんですが……

契丹に放逐された虎凱は街の宿屋で荷と再会。二人で「我々は談徳に天の試練を与えるための道具にすぎないのか」などとしみじみと語り合ってますが、この「道具」の所をRPG的に「フラグ」と読み替えた人は私だけではありますまい(^^;) そして二人は火天会の大長老のもとへ……

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4 コメント

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ダメダメホゲ (まや)
2008-05-09 01:48:46
>「王になりたかったのではない。ただお前に復讐したかっただけだ」という迷台詞

チュシンの王と信じてお前についてきた騎馬隊の立場は~~~!!
な台詞でしたね・・・。
剣を投げつけるという往生際の悪さに至ってはもう無言・・・。
ホゲがもうちょっと面白けりゃ、このドラマ、
24話で終わらなかったと思うんですけどね~~。

>どうやら白虎の神器の守り主はコイツだったようです。

実は先日チョロの画像を探して公式HPを覗いたら、
既に人物相関図で「チュムチ、白虎の神器の守り主」って書いてあったんです。
ネタバレにも程がある!!!
地上波で見ている人の立場は!?
返信する
Unknown (さとうしん)
2008-05-09 21:41:46
>まやさま
>ホゲがもうちょっと面白けりゃ、このドラマ、24話で終わらなかったと思うんですけどね~~。

韓国では結構視聴率を取ってたようですが、確かに話を延ばそうにもライバルキャラがこの体たらくでは延ばしようがないですよね(^^;)

>ネタバレにも程がある!!!

ああっ!ホンマにネタバレしてますね。
しかもこの構成だとスジニが朱雀の守護者ということになると思うのですが……
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Unknown (ミリエ)
2008-05-12 21:59:12
思うに、
青龍の神器の呪いを解いたとき、
その場に居たのは、
チュシンの王と
4人の守護者
って事なんですよね・・。
返信する
Unknown (さとうしん)
2008-05-12 23:24:35
>ミリエさま
その中でも特に、スジニとタムドクに強く反応したということなんでしょうね。

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