博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『太王四神記』第13話

2008年03月04日 | 韓国歴史ドラマ
ヨン・ホゲの出征後、我らが談徳も西百済への出征を敢行。このドラマでは当時百済は朝鮮半島の東百済と現中国遼寧省方面の西百済とに分裂していたことになっており、談徳らは海を渡って遠征していきますが、この百済の分裂やその版図についてはどうもドラマの創作くさいですね。

談徳は最終的に西百済の関弥城を攻め落とす心づもりですが(広開土王の時代の高句麗がこの城を攻めたのは史実らしい。城の位置については複数説あるようですが)、この関弥城を守る武将は常に恐ろしげな仮面をつけており、謎の力によって一騎で敵軍を全滅に追い込むことのできるという猛将とのこと。10歳の頃からこの城の主将を務めているというかなり無茶な設定の人物であります(^^;)

一方、キハは自分が妊娠したことに気付き(今までの展開からすると父親はヨン・ホゲのようですが…… これについてはコメント欄も参照のこと)、火天会の大長老に「チュシンの王の血を受け継ぐ者が3人になりました」とそれとなく妊娠を匂わせる発言をしてみると、当の長老に「何人に増えてもチュシンの王の末裔は一人で充分。残りの者は殺すのみです」とあっさり言われてしまいます。

おまけに愛する談徳が完全に自分を父の仇と思い込んでいることに思い悩み、自殺を計りますが、朱雀の守護者としての力が発動し、阻止されてしまいます。来週はこのキハも思い切った行動に出るようですが……

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2 コメント

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こんにちは (タラ)
2008-03-06 22:56:57
キハの子供の父親は、ホゲではなくタムドクだと思います。以前、キハがタムドクを遠くへ逃がそうとした時にあばら家に泊まった事がありましたよね。その時の・・・。
それにしてもホゲの影の薄いこと!王位を争う片方としてもっと重要な役回りをさせてもらっても良いと思うのですが、父親と大長老にすべて持っていかれています。
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Unknown (さとうしん)
2008-03-06 23:34:58
>タラさま
>以前、キハがタムドクを遠くへ逃がそうとした時にあばら家に泊まった事がありましたよね。

タムドクとキハが共寝したことは無かったよなと思ってホゲの子ではないかとしておきましたが、なるほどなるほど、確かにそんな場面がありました(^^;) 本文の方も少し補足を加えておくことにします。
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