博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

忘年会

2008年12月13日 | 留学
今日は長春在住日本人の忘年会に行ってました。

留学生中心のイベントだと思ったら、瀋陽総領事が来賓で挨拶していたり、ビジネスマンとかその家族連れが多く出席していたりで、物凄く場違い感の溢れるイベントでした(^^;) たまたま名刺を持っていたので名刺交換会には何とか参加できましたが、スーツを着て来なかったのは大失態でしたね……

で、以前触れた漢語課の難儀な宿題ですが、今日の午前中に相互学習の相方に助けてもらって無事近所の本屋の店員にインタビューを果たしました。これ以上に難儀な宿題は出ないと信じたいところです……
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『李小龍伝奇』その6

2008年12月12日 | 武侠ドラマ
『李小龍伝奇』第37~43話まで見ました。

ジョージの誘いに乗り、木村や邵如海の反対を押し切ってハリウッド進出を決意した小龍。しかし自らが企画し、主演するはずだった映画『功夫』(『燃えよ!カンフー』)は主演を白人スターに取られ、日系人「加藤」の役で出演したドラマ『青蜂侠』(『グリーンホーネット』)はヒットしたものの、制作されるはずだった続編は制作会社の意向で突如制作中止にと、意に任せないことが多すぎて小龍はブチ切れ、ハリウッドとの契約を打ち切って香港映画『唐山大兄』(『ドラゴン危機一発』)の主演に同意するのでありました……

というわけで、このあたりは実話をもとに適当にアレンジしているという感じですね。この他、小龍がハリウッド俳優に武術指導をしているシーンなんかも出て来ます。トレードマークのヌンチャク(ドラマでは「双截棍」と呼んでます)は、倉田保昭が小龍に教えたという説は当然のごとくスルーされ、フィリピン系の武術理論の権威イノサント教授が教えたことになってます。

『唐山大兄』は実際はゴールデン・ハーベスト設立第一弾作品ですが、制作会社や社長・監督の名前は実在のものを出すと差し障りがあるということなのか、適当に変えられてます。ドラマでは小龍の高校時代の女子同級生沈敏之がスタッフの一員で、小龍に声をかけるということになってますが、香港篇ではそんなキャラ出て来ませんでしたよ(^^;) せめて小曼の友達役として登場させておくべきだったと……

小曼といえば、彼女はいつの間にか香港で売れっ子女優になっていて、『唐山大兄』で小龍と共演することになります。
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今月の古装篇

2008年12月09日 | 中国歴史ドラマ
今月20日前後まで忙しくなると言いながら、それと帳尻を合わすかのように大学院の講義の方が先週あたりからバタバタと終了していってます。大学院は授業が始まるのが遅かったのですが、終わるのも早いのね…… まあ、よくよく考えてみれば日本の大学院も似たようなもんですが。

で、先月末から今月にかけて見ていた(もしくは見ている)古装篇です。

『鹿鼎記』
『鹿鼎記』と言っても黄暁明版ではなく、10年ぐらい前に香港で制作された陳小春主演版です。断片的にしか見てないのですが、メインキャラ以外は辮髪の頭頂部を剃ってないあたり時代を感じます(^^;) 陳小春の韋小宝もイマイチ。黄暁明の方がずっと良いです。

『精武陳真』
こちらも陳小春主演。主題歌が広東語なのを見ると香港製のドラマなんでしょうか。ストーリーの方は霍元甲の死後精武門が解散し、陳真が霍元甲の遺児とともに身元を隠してとある拳法道場の厄介になっているという、『るろうに剣心』みたいな設定になってます。当然のごとく日本人が敵となっているわけですが、一番の使い手が柳生の子孫だったりします(^^;) 陳小春は韋小宝みたいな口から先に生まれたような役より、こういう朴訥な役の方が合っている気がしますね。

『漢武大帝』
昼飯時の再放送で鑑賞。呉楚七国の乱から話が始まり、第17話あたりでようやく武帝が即位しました。しかし主演の陳宝国が出るのはまだ先のようで、武帝は若手の俳優が演じています。3年ほど前のCCTVの正月ドラマだけあって、さすがに安定して面白く見れますね。

『劉少奇故事』
現在CCTVで放映中。何というか、こんなドラマが制作されるなんて時代は変わりましたね(^^;) 無論劉少奇が肯定的に描かれていますが、1949年の解放前夜から1961年までが舞台と言うことで肝心の劉少奇の最期はボカされそうですが……
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北京から本が届いた

2008年12月07日 | 留学
北京の書店で発送してもらった本がようやく手元に届きました。発送日が11月25日(本を買った翌日)となっているので、大体2週間ぐらいかかった計算になりますね。

今回買ったのは、上海博物館での展覧会図録『首陽吉金』(上海古籍出版社、2008年10月)と『中国国家博物館館蔵文物研究叢書 甲骨巻』(上海古籍出版社、2007年7月)。

特に『首陽吉金』は在米華人コレクターが収集した青銅器の図録で、これまで未公開の銘文も収録されているということで要注目の書であります。ただ、当然ながらほとんどの器の出所が知れず、扱いが難しいわけですが……

しかし留学してからこの方、日本でかうより本が安く買えるということで調子に乗って図録類とかかさばる本ばかり買っていますが、日本にどうやって発送するかは無論のこと、そもそも部屋の本棚がほぼ埋まりつつあり、本をどこに置くかが問題になってきました(^^;) 取り敢えず日用品の保管とか他の用途で使っている棚のスペースを空けていきますか……
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『李小龍伝奇』その5

2008年12月06日 | 武侠ドラマ
『李小龍伝奇』第30~36話まで見ました。

オークランドでの道場開業、リンダとの結婚、そしてリンダの懐妊と幸福な日々を送っていた小龍に暗雲が…… 小龍が日本人・白人など華人以外にも拳法を教えていることに不満を持つ在米拳法家協会が小龍に挑戦状を叩き付けたのであります。小龍は道場の廃業を賭けて協会側の使い手黄皮小子と対決することに。

実はこの黄皮小子、香港篇で小龍の拳法のライバルとして登場したキャラですが、その後小龍の方が強くなってフェードアウトしていたのでした。以前より腕を上げた黄皮小子に対し、小龍は何とか勝利を収めます。しかし黄皮小子は往生際悪く勝負がついた後に隠していた丸太で小龍の脊髄を不意打ちしたのでありました。

小龍は一命を取り留めたものの、下半身不随となって車椅子生活を余儀なくされ、門下生も激減して折角開業した道場も閉館に…… こういう展開、前にもありましたよね(^^;) で、不遇の日々が続く小龍ですが、その間に武術理論の整理とリハビリに励み、奇跡的に回復。小龍は自分の創り出した拳法を截拳道(ジークンドー)と名づけます。

そして再開した道場の門下生を集めるために全米空手大会に出場することに。これも前と同じパターンですね…… 例によってチャンピオンのローリース(字幕での名前は「労力士」。取り敢えずこのように訳してみましたが、確証はありません)を打ち破って優勝した小龍。その小龍にハリウッドのプロデューサー、ジョージが接近。ということで、ようやく映画俳優篇へとシフトしていきそうです。
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難儀な宿題

2008年12月05日 | 留学
こちらでの生活にもようやく余裕が出て来たと思ったら、今月の20日前後まで狙いすましたかのように用事が詰まってきました…… 

漢語課の宿題も段々ヘビーになってきまして、先日「3人以上の人に結婚時の愛情と金銭の関係についてインタビューしてくる」という課題が出ました。何だか質問づらいテーマではありますが、取り敢えず中国人の同学やらバッタリ会った知り合いに協力してもらって何とかこなしました。

そして今日、今度は「どこかの商店の老板に経済危機が商売にどう影響しているかインタビューしてくる」という課題を授かりました。インタビューする人数は減ってますが、下手に接すると相手にしてもらえない可能性が高く、難易度はむしろ上がっています。こんな面倒なことになるなら先月あたりで漢語課の授業からフェードアウトした方が良かったかなと思いますが、今更手遅れであります……

取り敢えず微妙に客の少ない近所の書店でチャレンジしてみようと思いますが、馴染みの水餃子屋のおばちゃんとかに何の説明もせずに「你的生意怎么样?」とか聞いた方がうまくいくような気がしてきました(^^;)
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ネット、止められてた

2008年12月02日 | 留学
宿舎ではネットの接続料を3ヶ月単位で払うことになっているのですが、9月初めにネットが繋がってから12月でちょうど3ヶ月。服務員が部屋まで徴集に来るのかしら?それとも服務台から通知が来るんかいな?と呑気に構えていたら、昨日通知も何も無いままに容赦なくネットが止められてしまいました(;´д⊂)

どうやら月末までに自分で服務台まで払いに行かなければならなかったらしく、「今度からちゃんと払いに来て下さいね!」と受付のお姉さんに注意されましたが、そういうことは最初に言って下さい……

昨日は仕方がないので久しぶりに宿舎のネットルームで接続していた次第。で、今日また繋がるようになって一安心です。
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