ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

バグが、とくに結合で収束しない場合は、設計ミスが多いかな?

2007-02-19 14:11:06 | Weblog

 あ、そうそう、まえにバグ管理の話を書いたとき、引用した人のサイトに、
バグが収束しない場合の対策はあるのか?
http://blog.goo.ne.jp/wildriver_1977/e/47394ad4e947aef5f373ff9fa9f9d672

っていうエントリがあったのと、

 そのあと、業績修正のTIS、「失敗案件ではない。結合テストに想定外の手間」っていう話で、結合の話を書いたので、それについて、ちょっと。。




 バグが収束しないケースの多くは、デグレードによる発散で、これは、仕様変更にあるってことは前に書いた

 では、仕様変更がどうして起きるのかというと、

・マネージャーや営業がなんでもほいほい受け入れる
  →自分の成績を上げるため。それでSEが何人死んでも、
   自分は関係ない。

・担当した設計者の設計が甘い。
 さらに、マネージャーが経験不足で、その設計者の甘さを見逃してしまう。
 →各業務において、言わなくても、あらかじめ決めないといけない部分
  というのがある。
   →この部分をユーザーは知らない場合があり、
    そうすると、ヒアリングから抜ける
  そこの部分を考慮しないで設計しているケース。
  マネージャーも、その業界に詳しくないと、そこを考慮してないことに
  気づかない。

・ヒアリングのときにうそが入っている
 →「ぜったいそんなことはない!」とかいっておいて、本当は、あるケース

・想定したプラットフォームや環境、方法では動かない。

なかんじ?

つまり、多くの場合、設計ミスや設計不足である。




 なので、設計からやり直さないと、バグは収束しない。

 そして、この設計の品質を高めたり、制約になってしまうのが、フレームワークになる。

 フレームワークがプログラム構造を決定し、取得イベント、タイミングを決めてしまうので、コレに反した動きをさせようとすると、どーしても、無理をさせて、バグになってしまう。(っていうか、ハリウッドの法則で考えると、ここに無理をさせること自体、間違ってるけど)

 でも、設計をやり直すっていう判断はふつうできないので、対処療法的になり、それが、さらなるバグをよび。。っていう構図になる。




 なので、ソフトウエアの品質というのは、フレームワークである程度きまってしまう。

 テストでカバーできる品質というのは、設計が間違っていない場合、その設計どおりにうごかすことが限界。

 設計が矛盾している場合(設計どおり作ったら動かない場合、設計どおり作っても足りない場合)には、テストが収束しない(動かないんですから、テストできませんぜ ^^;)

 まず、フレームワーク+要素技術で、要求をどこまで満たせるかの品質のおおまかな枠組みが決まり、それを、設計で落とし込むことで、具体的に、要求を満たす品質がきまる。

 ということで、フレームワークから要素技術、そして主要コンポーネント開発と行く。。。

 あ、で、主線の話を書くっていうのを、前に書いた気がする。。。

 わすれてた。。またこんどになっちゃった(^^;)

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「コメントスパム対策として、ニセのコメントフォームを設置する」だって!

2007-02-19 13:27:17 | Weblog

ここのGIGAZINEの記事
コメントスパム対策として、ニセのコメントフォームを設置する
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20070217_fake_comment_forms/


に興味ぶかい話が。。。

こんなはなし(以下斜体は上記記事より引用)

いわゆるネガティブキャプチャ(Negative Captcha)というもので、全自動でフォーム入力を行うボットが引っかかりそうなニセのフォームを設置し、そこに入力がある場合にはスパムと判断し、弾いてしまおうというアイディアです。

自動ではない手動スパムだと効果がないのですが、相手が日本人でない場合にはさらにもう一段階、罠を仕掛けることが可能です。


で、具体的な方法を書いたサイトを、GIGAZINEではリンクしているんだけど、
そのうちの1つの例がこんなかんじ


おとり用のフォームを設置して、CSSで「visibility: hidden」というようにして非表示にすれば人間が投稿する際には見えないので間違うこともない


ほー。。。いろいろ考えますな(^^)


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