開発の初めから順番に書いていくシリーズをやるといった話を以前書きましたので、今日はその話。
開発の流れに関しては、以前書いたとおり
・RFPを受け取る
・提案書を作る
・要件仕様
・ヒアリングをする前にしておいたことがいいこと
・ヒアリング
・要件仕様への展開
・外部仕様書など
・画面定義
・テーブル定義(ファイル定義)
・フレームワークの決定
・詳細設計
・プログラミング
・テスト
・テスト仕様書の作成
・テストデータ作成・テスト環境作成
・テスト実施
・運用
なので、まずは、「RFPを受け取る」から。
■開発の始まり
システム開発は、まあ、いろんなことで始まるわけです。。
戦略的に考えて誰かが掛け声をかけて始まるとか、
コンピューターの営業にそそのかされたとか
なんか、展示会を見て、とちくるったとか
自分はしたくないけど、取引先が電子化したから。。
などなど。
で、じぶんのところで作れればいいけど、
たいていの場合はじぶんのところで作れない。
なので、どういうシステムを作りたいかというのを書いて、ソフトを作ってくれるところ(メーカーさん、ソフトハウスなど)にわたして、提案してもらう。
この提案してもらうために、「どういうシステムを作りたいか」というのを書いたのがRFPなわけです。
でも、こんなまじめな開発じゃなくって、ソフトハウスが持ちかけてきたような案件だと、RFPっていうのが、ないわけです。
つまり、RFPは、必ずしもあるわけじゃないです。
ちなみにRFPは、request for proposalの略です。
■RFPの内容
RFPには、決まった内容はありません。
っていわれても、困ると思うので、どういう内容が書いてあるのが普通かというと、
ここにある
RFP (request for proposal)
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/rfp.html
のによると(以下斜体は上記サイトより引用)
システムの「概要と目的」「必要な機能」「求められるシステム条件」「サービスレベル」「予算」「納期」「契約条件」「評価プロセスと評価基準」「調達方針」「環境」など具体的な要求を盛り込む必要がある。さらに各要求に優先度を付け、システム導入にあたってゆずれない条件を明記することもポイントだ。またベンダに対して、「提案書の形式」「提出期限」「提出先」「提出方法」などを指定する。
で、どんなものかって言うサンプルは、
RFP・SLAドキュメント見本提供について
http://www.itc.or.jp/foritc/useful/knowhow/rfpsla/rfpsla_main.html
つーものがある。
で、次回は、もうちょっと、RFPの中身について、突っ込んだ話を書きたいと思います。