ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

Sugar4.5と5.0の、カスタマイズ上の変更点(5)-Module Builderを使ってみる

2008-02-12 17:09:12 | SugarCRM

シリーズSugar4.5と5.0の、カスタマイズ上の変更点です。

 SugarCRMの、カスタマイズ方法については、以下の3つがあります。

(1)項目名などを直すには、Studioを使う
(2)モジュール追加や、大幅変更の場合
   (2-1)SugarBeanを継承しないもの(レポート出力など)
   (2-2)SugarBeanを継承するもの

いままで、ずっと説明してきて、前回(2-2)を説明したわけですけど、
そのとき、SugarBeanを継承するものは、5.0からモジュールビルダーでつくるといい
あるよっていう話をしました。

 今回は、そのモジュールビルダーの使い方の概要を書きます。

 なお、今回の説明はSugar5.0の英語版、それもベータ版で行っている。
 実際のものとは、すこし違うかも?しれません。




■操作手順

admin(管理)画面の中に、module Builderというのがあります。
そこをクリックすると、以下のような画面が出てきます


ここからの手順は、以下のとおりです
(1)パッケージを作成する
(2)モジュールを作成する
(3)値などを設定する
(4)Publishする
(5)インストールする
以下順を追って説明します。




■(1)パッケージを作成する

 上記の画面になったら、NewPackageをクリックします

 そうすると、以下の画面が出ますので、

Nameに適当なパッケージ名(ZIPファイルの名前)を入力して、
「Save」をクリック。

 そうすると、以下の画面になるので、New Moduleをクリックして、
モジュールを作って定義します。





■(2)モジュールを作成する

上記の図で、New Moduleをクリックすると、以下の図になります。

モジュール名、ラベル名をいれます。
タブを出すなら、Navigation Tabには、チェックをいれたまま。
次のTYPEですが、basicだと、ほとんど定義されていません。
それ以外のだと、一般的にcompanyに必要な情報や、personに必要な情報など
が定義してありますので、適当に好きなのをクリックします
(四角く選択されるけど、みにくい)

そしたら、SAVE




■(3)値などを設定する
そうすると、以下のような画面になります。


項目について定義したければ、View Feildsをクリックすると、
項目の追加、削除が出来ます。

同様にリレーションに関しては、View Relation,
画面レイアウト(EditViewとかの)に関しては、View Layoutをクリックして修正します。

それぞれの内容については、書かなくても分かると思います。
終わったら、SAVEします。

そして、Saveなどのタブの上にあるTest1(パッケージ名)をクリックします。




■(4)Publishする

そうすると、以下のような画面になります。

さらに、モジュールを追加したければ、New Moduleをクリックして、
「(2)モジュールを作成する」から、繰り返してください。
もう、モジュールを追加し終えたら、「publish」をクリックします。




■(5)インストールする
 
Publishすると、解凍してくれなくていいのに、解凍しちゃった状態になります。
なので、そのフォルダにあるのをZIPで固めます。
(解凍させない方法もありそうです。よくわかりませんけど)。

固めたZIPを、admin画面にある、モジュールローダーでよみこませると、できあがりです。




ということで、SugarBeanを継承したものも、できました。
めでたしめでたし。

ということで、このシリーズも終わりであります。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Accessを開発ツールとして使って自動化する-プロセス編

2008-02-12 11:48:18 | Weblog

 昨日、Accessを開発ツールとして使って自動化する方法として、データ編について書きました。
 つまり、
(1)出力対象データを正規化(手作業)
(2)正規化したテーブルをAceessでテーブル定義
(3)リレーションを設定してER図を作成

(4)アクティビティ図(別途作成)から出てきたアクティビティの入出力から
   その入出力のためのビューをクエリで作成する
   →そのためのSQLが自動生成される
(5)テストデータをいれてみて、シナリオが成立するかどうかを確認する
(6)うまく行ったら、設計用のDB関連ドキュメントを作成
(7)MySQLなど、実際のDB作成用のSQLを自動生成
(8)アクセス用のJavaプログラムも自動生成

・のこりの部分のプログラム作成
・テスト仕様作成
(9)(7)で作ったDBに、(5)のテストデータを入れる
(10)ODBC接続によりテストデータの確認、エビデンスのレポート出力

 っていうかんじ(赤字は、Accessで操作・自動生成部分)。

 で、その後考えてみたら、プログラムというか、プロセス部分も、プロセス管理テーブルと、各画面テーブルを作成すれば(プロセス・画面等連結テーブルもつくってもいいけど)、意外と自動かできそうなところが多いので、今日は、そのお話です。




■プロセス部分の設計とAccessの利用

プロセス部分は、現状のアクティビティ図から(まあ、コンピューター部分をユースケース図でぬきだしてもいいけど)開発するシステムのアクティビティ図を作成、それをプロセスに落とし込む。そこで

(1)現状のアクティビティ図作成

(2)それを元に/改善して、作成するシステムのアクティビティ図作成
   →アクティビティの粒度は、画面がある場合
    1画面入力→画面やレポート出力ぐらいのレベルに・・

(3)アクティビティ図のアクティビティに対する入力・出力画面や帳票を決める
   →この「入力・出力画面や帳票」が、データ編の(1)の正規化対象となる

(4)アクティビティをプロセス管理テーブルに登録

(5)1画面1テーブルで、画面の入力・入出力項目を、そのテーブルの項目として登録
   →ここまでで、データ編の(3)をやっておく
   →1バッチプログラムの引数も、1テーブルで定義

(6)(=データ編(4))
   (5)で作った画面テーブルと、データ編のテーブルを使って、
      ・帳票が作成できるか(レポートを作成して確認)
      ・出力画面が作成できるか
        →フォームを作成してもいい。
        →入力フォームを作成しちゃってもいい
      ・出力テーブルが作成できるか
        →実際にそのテーブルに出力するのではなく、
         出力すべきデータ項目が生成できるか、クエリを作ってみて
   確認する
    →クエリーを作成できればOKだが、作成できなくても、やり方がわかればよい

(7)(=データ編(5))
   データをいれて、(6)を確認してみる
   プロセス・画面等連結テーブルを作るなら、
   (5)で登録したプロセスに対して、そのプロセスで利用する
   ((5)、(6)で作成した)画面や帳票などを対応させて、登録する

(8)うまくいきそうだったら、
   ・画面のドキュメント作成(自動生成)
→レイアウトは別途
   ・プロセスのドキュメント作成(自動生成)
   ・プロセスが、WebAPIの1プロセスのような場合
    →プロセスを自動生成


(9)画面のドキュメントから、画面作成

(10)のこりのプログラム作成

・以降テストに関しては、データ編にいく




なんとなく、全体的な手順をまとめて、今度、
オブジェクト指向で開発の最初から最後までの手順例
と比較したほうがよさそうですね。。。
ま、いつになるかは分かりませんが・・・(^^;)

そーすると、おお、なんて、簡単なんだ!っていうのがわかって、
Accessで、ほんとに手元でシステムが追えて、ある程度自動的に作れるようになって、
The world is my oyster!
って感じになると思います。

P.S
今日の、The world is my oyster!のリンク先は、前回と変えてみました。
もし、このことばの意味が分からない人でも、そのリンク先を見れば意味が分かると思います。
(そのリンク先の彼女の意味で使っています)。

でも、なんで、また、そんな言葉を、その彼女は使っているのでしょう・・
この言葉を言いそうな人なんて、
シェークスピアか(前回のリンクに出てきたとおり)
ウィリアムのいたずらか、
ケロロ軍曹(地球侵略)
ぐらいしか、使わない気が。。。

なこたーねーか(^^;)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする