ここの記事
大学のソフトウェアを産業界に技術移転する仕組みの構築を目指して
http://www.mizuho-ir.co.jp/column/science080226.html
を見ての話。
たとえば、JUMANや茶せんは、大学のソフトが産業界にも使われている例だと思う(Winnyは、たしかに、大学の人が作って、産業界にもはからずも使われているが、大学が、作ったわけではないし、使おうと思って使っているわけではない(従業員が勝手に使っている)ので、ここには入れない)。
フリーソフトで、「産業界一般でも利用価値の高いもの」でないと、難しいよね!
お金をとって・・・という場合は、ソフトだけというよりかは、技術そのものの産業界移転となり、これは、ソフトとは別ルートで考えたほうがいいと思う。
で、フリーの場合は、もし、流通させたければ
・産業界一般でも利用価値の高いものであるというストーリーをつくる
・sourceforge.jpにおく
・プロモーションする
ということになると思う。
プロモーションは、展示会出展・プレスリリース・2ちゃんねるにスレを立てる??スラッシュドットたれこみ???ということになり(学会発表では、一般の人には広まりにくいだろう)、特に展示会出展・プレスリリースに関しては、広める手法を確立できそうな気がする。
sourceforge.jpにおくっていうのは、「登録して、おいてね(^^;)」っていう話になる。
なので、一番の問題は、「産業界一般でも利用価値の高いものであるというストーリーをつくる」ことだけど、これは難しいと思う。そんなにすぐに産業界に応用できそうなものだったら、博士論文には選ばないだろうし(論文発表前に、産業界で、製品化されてしまったら ^^;)、なので、研究室でも手がけにくい?
かといって、あんまりにも産業界に遠いものでも・・・ねえ・・。
とはいえ、この距離感は、いろいろ出てこないと分からないから、
とりあえず、かたっぱしから、sourceforgeに置けそうなものは、置くんだろうな。
そーすれば、「それに携わったよ!」ってことで、学生が、就活のときにも、いえるし。
あとは、プロモーションの方法が確立すれば、そこからだよな。。
だから、音楽情報処理の展示会をやって、参加者は、初音ミクのねんどろいどですよ!
(だから、それをやったら、お土産は「ねぎ」だって ^^;)